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「コミュ障」にならないスマホ術

気持ちはわかりますが、歩きスマホですれ違いざまにドンとぶつかってこられたら誰もが不快ですよ!

「歩きスマホ」「食べスマホ」などスマホや携帯のマナーが悪いと、その人自身の性格が悪いんじゃないかと疑ってしまいますよね。実はスマホ・携帯に依存し過ぎると、リアルな対人関係を嫌ったり、他人の意見に耳を貸さなくなったり、利己的な性格になってしまうことが、アメリカの心理学研究で明らかになっています。さらに別の研究では、高校生の学業成績の下落や、睡眠障害の悪化、他人の表情を読み取る能力の低下についても公表されています。

コミュ力を高めるはずのツールであるスマホ・携帯も、依存し過ぎると「コミュ障」を起こす原因になるのです。それを防ぐためにはモバイルに依存しないことが一番ですが、なかなか手放すことは難しいもの。であれば、ネット料金が高いプランに切り替える、充電器を手放す、ゲームやアプリを削除したりSNSの書き込みを減らすのも対策のひとつ。さらにスマホ・携帯操作に集中しないこと。モバイル使用中のときこそ、周囲の視線は「コイツ、何かヘマをしないか!」と注目されていると意識しましょう。「知らない人ばかりだから平気!」という油断も捨てて。

SNSにアップするために無理に予定を立てるのも本末転倒で、「今」という時間をエンジョイしましょう。モバイルの人間関係で寂しさを埋めるのはやめて、自分の言葉で話し伝える、互いの表情を読み取る人間ならではの阿吽(あうん)の呼吸を忘れないでください! 週に1回ぐらいはスマホ・携帯に束縛されない日、時間を作ることも大切です。

このページは2014年10月10日時点の情報です

アンチエイジング

宇山 恵子

東京医科歯科大学非常勤講師、京都府立医科大学特任教授。医学・医療情報を正確にわかりやすく人々に伝え、患者さんと医師・医療スタッフの良好な関係を育む「医療コミュニケーション」が専門。海外アンチエイジング情報の翻訳、取材も行う。ジャーナリスト、ヨガ・書道講師、料理講師、メノポーズカウンセラー。

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