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次の満月は2021年!

“十五夜=満月”だと思われがちですが、実は違うこと、ご存知でしたか?

9月19日は中秋の名月。いわゆる「十五夜」ですね。「十五夜」といえば当然満月だと思いがちですが、実はそうではありません。

中秋の名月というのは、旧暦8月15日の月を指しています。旧暦では、月の満ち欠けをもとに日付を決めていたので、新月が1日となり、月齢15日目の十五夜が15日になります。だから、中秋の名月の別名を「十五夜」といいます。私たちが使っている新暦は、太陽の動きをもとに日付を決めているため、新月になる日はその年・その月によって変わります。そのため旧暦8月15日にあたる日も毎年異なり、9月中旬から10月上旬ごろに中秋の名月がやってきます。

月齢15日目なんだから満月になるかと思いきや、新月から満月までの日数は、月と地球の公転軌道の関係で14日~16日間で変動します。ですから、月齢15日目が満月になるとは限らず、1日~2日ズレることが多いので、旧暦8月15日の「十五夜」が満月にあたる年のほうが稀です。では今年はどうかというと……満月! 一昨年から3年連続で満月にあたりましたが、来年以降はズレてしまい、次に満月にあたるのは2021年となってしまいます。天候に恵まれ、美しい「十五夜」の満月が拝めるといいですね。

このページは2013年09月18日時点の情報です

暮らしの歳時記

三浦 康子

和文化研究家、ライフコーディネーター。わかりやすい解説と洒落た提案が支持され、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、ウェブ、講演、商品企画などで活躍中。様々な文化プロジェクトに携わり、子育て世代に「行事育」を提唱している。順天堂大学非常勤講師。著書、監修書多数。

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