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富士山の「高さ」はどこから測る?

富士山の高さは、どこから測って3776mなのか知ってますか? 水面から、それとも麓から? とはいえ麓って、どこなんでしょう。

世界遺産にも登録されている富士山。その高さ(標高)は3776mと言われています。でも、ここで1つの疑問が湧いてきませんか? いったいどこから測って3776mなんだろう……。意外なことに、基準点に関してはあまり知られていないんですよね。富士山の麓からの高さなのでは? と思うかもしれませんが、そもそも麓って? となり、結局、曖昧なままモヤモヤしていたりして。

そこで、ちゃんと調べてみると、もちろん基準があるんです。それが「東京湾中等海面」です。これは東京湾にある検潮所で、1873年~79年までの海面の高さを測り、その平均をとったもの。「海抜」なんて言い方をするので、海に関係しているのは確かなのですが、東京湾だったとは。実は、東京湾中等海面を基準にしているのは富士山だけではありません。日本各地の山の高さや海抜高度は、すべてこれを基準にしているのです。東京湾から遠い九州でも、北海道でも、です。

余談ですが、工事現場などで測量をするときの基準点になるのは、日本水準原点です。東京都千代田区にあり、東京湾中等海面からの高さは24.3900m。地震などで地形が変化すると、当然ながら、この数字も変化して、正確な測量に欠くことのできない基準点であり続けるわけです。

このページは2014年11月14日時点の情報です

フリマアプリ・ネットオークション

川崎 さちえ

ネットオークション暦15年、フリマアプリ歴5年。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションやの魅力を伝えている。

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