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レンジでチン対応の古き良きお弁当箱

オフィスでわっぱのお弁当なんてちょっと贅沢な気がしませんか? 中身までおいしくしてくれそうです

名古屋から電車で南へ2時間40分、世界遺産の熊野古道の東側の玄関口にあたるのが、三重県尾鷲市。緑豊かな山々を擁するこの地方では、古くから林業が盛んです。山に入る男たちが手に携えるのは、仕事道具と弁当箱。抗菌作用の高い漆塗りの「尾鷲わっぱ」は、江戸時代から山で働く人々の弁当箱として重宝されてきたそうで、その使い方は、まさに豪快な男の道具。彼らは昼飯時になると焚火をして石を焼き、わっぱのフタに水を汲み、なんと、焼けた石を放り込んで味噌汁を作ったのだとか!

その風習は今に受け継がれ、尾鷲わっぱの作り手“ぬし熊”には、時々石で焼けたわっぱが持ち込まれるのだそう。もちろん、修理をすれば、また何年も(場合によっては孫の代までも)男たちの腹を満たすことになるのです。

このほか、ぬし熊では電子レンジ対応の弁当箱も作っています。もちろん、尾鷲ヒノキと天然の漆を用いた正真正銘の漆器です。そちらは通常の行程よりも多く漆を刷り込むことによって、乾燥に強く、フタをしたまま電子レンジで温めることが可能となっているのだとか。レンジで温めるもよし、焼き石で味噌汁を作るもよし、お好みのスタイルでお昼をいただいたら、午後も頑張って働きましょう。

DATA

「尾鷲わっぱ 摺り漆塗 丸型弁当箱」9720円~1万1880円(ぬし熊 ※外部サイト TEL:0597-22-9960)

このページは2014年04月24日時点の情報です

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くろだ あきこ

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