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1日560gの野菜で死亡リスクが4割低下

560gという量ばかりにこだわってみても、長続きしないもの。美味しく食べる工夫をしながら少しづつ摂取量を増やしていけるといいですね

野菜、食べていますか? 厚生労働省では1日350gの野菜を食べるよう推奨しています。さらに最近、1日560gを食べるとがんや脳卒中のリスクが42%下がるというロンドン大学の研究結果が報告されました。野菜をたくさん食べるなら、手っ取り早い方法は冬なら鍋。「これから夏になるのに鍋?」と思われるかもしれませんが、横浜の在日中国人の方たちは夏でも鍋料理を食べるそうです。

また、夏はキュウリやトマトなどの夏野菜も美味しい季節です。これらの夏野菜を丸かじりなんていうのも、大胆ですが野菜不足を補うには大変良い方法です。唐辛子たっぷりのキムチも、野菜をたっぷり摂るには優れもの。そのまま食べても良いですが、サラダの味付けとしてドレッシング代わりに使っても野菜がおいしくいただけます。

もちろん、1日350gでも辛いのに……、という人もいるかもしれませんが、ご安心を。報告によれば“少しでも野菜を食べる量が増えれば、がんや脳卒中のリスクを下げる効果がある”とのこと。いきなり560gは無理でも、少しでも量を増やすよう、意識するところから始めてみてはいかがでしょうか。 (撮影:石井幸久)

このページは2014年07月 3日時点の情報です

実践栄養

平井 千里

女子栄養大学大学院(博士課程)修了。名古屋女子大学 助手、一宮女子短期大学 専任講師を経て大学院へ進学。「メタボリックシンドロームと遺伝子多型」について研究。博士課程終了後、介護療養型病院を経て、現職では病院栄養士業務全般と糖尿病患者の栄養相談を行う傍ら、メタボリックシンドロームの対処方法を発信。

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