TIPS

「感動しました!」思考停止に陥る熱い言葉のワナ

「なぜそう思ったのか?」を考えることが大切。そのことを言葉に託せるよう思考の訓練を!

セミナー、研修、ワークショップなど、学びの機会に参加すると、最後にアンケートを求められることがあります。講師の話に共感したときは、「感動しました!」「感銘を受けました!」といった言葉が出てきます。反対に、自分の固定概念を覆すような話に衝撃を受けたときは、「刺激を受けました!」「目からウロコが落ちました!」といった言葉に取って代わります。

感動、感銘、刺激、衝撃……どれも、講師を務める側にとってはうれしい感想ですが、受講する側は、「思考停止」になりがちなのだそうです。感情を言葉にすると、とてもすっきりする反面、思索を深めるチャンスを失ってしまうのです。

講師の話のどこに感動したのか? なぜ、感銘を受けたのか? どんな風に刺激を受けたのか? 目からウロコが落ちるような衝撃に、なぜ、今までの自分は気づかなかったのか?というように、もう一歩先へと問いを進めると、思考を深めることができるかもしれません。

今の自分が置かれている状況が、どういう状況なのか? 今までの自分が、どんな考えに囚われていたからなのか? そういったことを、整理することによって、新しい知識が知恵に変わっていきます。

もちろん、言葉にできないことを、自分の言葉にするには、時間的にも精神的にも余裕が必要です。しかし、こういったリフレクション(振り返り)のステップを設けることによって、学びの成果をより一層日常に活かせるようになっていくのです。

このページは2015年10月 1日時点の情報です

カラーコーディネート

松本 英恵

パーソナルカラーや色彩心理をふまえたカラーコーディネートの解説やご提案、流行色の先読み&深読み、カラートレンドやカラーリサーチをふまえたカラーマーケティングの分析や色彩提案など、ご好評いただいています。デザインの手法を活用し、カラーやイメージの世界を、わかりやすく伝えることをモットーにしています。

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