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中間管理職の諸君、クモをやめてヒトデになれ!

有名なところでは、旅人が宿泊&交流できるサービス「エアビーアンドビー(Airbnb)」、アメリカの靴のオンライン小売「ザッポス(Zappos)」、オンラインプラットフォーム「ミディアム(Medium)」などが、“ヒトデ”の導入例として知られている

ITの発達で、技術的には仕事はどこでもできる時代になったと言われます。このような背景のもと、在宅勤務制度を導入する企業が増えています。例えば、リクルートホールディングスは、在宅勤務制度の導入に先駆けて、6月から、できるだけ出社せず会社以外で仕事をする「リモートワーク」を実施。社員が会社に来なくてもどこまで仕事ができるのかを見極め、業務を効率化しようとしています。サントリーホールディングスは、「1日の就業時間のうち数十分だけ在宅勤務」といった働き方もできるようにするなど、制度利用をうながしています。

在宅勤務が広まるにつれて、中間管理職が必要な時に部下に声をかけ、仕事を振るやり方は通用しなくなってきます。急激な変化や創造的な考え方が必要とされる今日、クモ(ヒエラルキー=中央集権)型組織の限界を補うため、ヒトデ(ホラクラシー=分権)型を取り入れた組織づくりが急務と言われています。クモ型組織は明確な役割分担があり、知識と権限が集中していますが、構造があいまいなヒトデ型組織は、情報が一カ所に集中せず、組織内のあらゆる場所に分散するため、必要に応じて自らを素早く変化させることができると考えられています。

在宅勤務制度のもとでは、個人がやりたいことをやりたいように始めるため、組織全体での価値観の共有が必須になります。また、組織としての実態は不明瞭な部分が増えるため、メンバーのことを気にかけ、仕切ることのできる人材が必要になるなど、新しい課題もでてきますが、試してみる価値はあるかもしれませんね。

このページは2015年09月24日時点の情報です

カラーコーディネート

松本 英恵

パーソナルカラーや色彩心理をふまえたカラーコーディネートの解説やご提案、流行色の先読み&深読み、カラートレンドやカラーリサーチをふまえたカラーマーケティングの分析や色彩提案など、ご好評いただいています。デザインの手法を活用し、カラーやイメージの世界を、わかりやすく伝えることをモットーにしています。

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