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ベルギー生まれのフライドポテトを“フレンチ”フライというワケ

飲みの席で食べる機会の多いメニューだけに、フライドポテトのうんちくは役に立ちそう

かなりの数のレストランで用意されている「フライドポテト」。たまに、フライドポテトではなく、フレンチフライと表示されているのを見たことはありませんか。じゃがいもを揚げた料理と、フランス料理のイメージとは異なりますし、そもそもフライドポテトはベルギーが発祥の地であるのに、なぜフレンチフライと呼ばれるのでしょうか。

フライドポテトがフレンチフライといわれるのは、外国の将兵が第1次世界大戦の時にベルギーで、フランス語を話すワロニー人(ワロン人)の食文化に触れたことがきっかけだといわれています。ベルギーの人が口にするじゃがいもの量は年間100kgを超えるといいますから、まさに国民的な食材で、現地ではフライドポテトをさまざまな種類のディップにつけて食べています。

なお、ベルギーの気候はブドウの生産に適さないため、ワインはほとんど生産できません。その代わりに、ベルギーではビールの醸造が発展しました。こうしたベルギーの風土こそが、ビールとの相性ピッタリなフライドポテトを生み出した要因といえるかもしれません。

このページは2015年08月21日時点の情報です

切手収集

板橋 祐己

切手収集全般に関するライターで、中欧・日本を領域としたアカデミックな郵便史研究も幅広く手がける。(公財)日本郵趣協会の国際委員会委員。日本国際切手展2011にて大金銀賞受賞、全国切手展2013で金賞・住野正顕賞を受賞するなど国内外の切手展で高い評価を受けている。

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