TIPS

いつも履いてる“アレ”がスツールに!

腰掛ける部分は木製のように見えますが、これがすべてハギレでできているなんて驚きです!

みなさんは、「反毛(はんもう)」という技術をご存知でしょうか? 反毛とは、不要になった繊維(衣料、糸、布地)などを専用の機械を使って、もう一度わた状に戻すリサイクル技術のこと。元々は、毛織物や毛編物などの、くず糸やくず布を反毛機でほぐし、再生した羊毛のことを指していましたが、近年では、綿なども使われるようになりました。新しい繊維に比べると、紡績性や縮充性は劣りますが、繊維素原料として再利用されてます。

今回ご紹介するデニムスツールは、「EDWIN」のジーンズ製造過程で発生する裁断ハギレを、反毛によって加工したデニムボードを利用したプロダクト。住空間に主軸を置いたプロダクトを展開するファニチャーレーベル「abode」とEDWINの共同プロジェクトで、京都工芸繊維大学が技術協力しています。

製造コストを下げるために、海外の工場で製造する企業が増える傾向にありますが、abodeの製品は、すべてメイド・イン・ジャパンです。優れた品質を求めた結果であると同時に、環境問題への取り組みでもあるようです。身近な衣類から環境問題を考える、ひとつのきっかけになるのではないでしょうか。

DATA

「GLOBE」、「DENIM Stool」各1万6200円(abode ※外部サイト TEL:03-5724-8952)

このページは2014年07月30日時点の情報です

カラーコーディネート

松本 英恵

パーソナルカラーや色彩心理をふまえたカラーコーディネートの解説やご提案、流行色の先読み&深読み、カラートレンドやカラーリサーチをふまえたカラーマーケティングの分析や色彩提案など、ご好評いただいています。デザインの手法を活用し、カラーやイメージの世界を、わかりやすく伝えることをモットーにしています。

TOP