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ちゃんこ鍋に鶏肉や鶏出汁が多いのはなぜ?

外食でも自宅でも、冬になると食べる機会の多い鍋料理。今年の冬は、鍋について少し考えてみませんか?

気温が下がれば下がるほど上がるのは……そう、「鍋を食べたい!」という気持ちですよね。最近ではコラーゲン鍋やトマト鍋などバリエーションも多岐に渡っていますが、「鍋」って一体いつ頃から食べられていたのでしょうか。

ある文献によると、江戸時代には七輪の普及で「一人鍋」が大流行したそうです。この時代の具材は豆腐やどじょう、貝など。江戸時代の都市部は人口が密集しており、持ち運べる熱源として七輪を使い、狭いスペースでそれぞれが小鍋に好きな具材を入れて「一人鍋」をたのしんでいたとか。何だか親近感が湧きますね。大勢で鍋をつつく今のようなスタイルが一般的になったのはこのもう少し後、江戸の末期から明治時代にかけてだそうです。

ちなみに相撲部屋で出される「ちゃんこ鍋」に鶏肉を使ったものや鶏出汁の鍋が多いのは何故だと思いますか? 答えは、鶏が二本足で立っているから。つまり“土がつかない”=お相撲さんが負けない姿を連想させるからなんです。更に鶏団子も白星を連想させるという事で相撲部屋では縁起のいい食べ物として重宝されているそうです。お鍋に関するこんな話、鍋パーティーの話のネタにいかがでしょうか?

このページは2014年12月 8日時点の情報です

演劇

上村 由紀子

演劇科の大学を卒業後、俳優、TVナレーター、レポーター、FMラジオDJ等を経てライターに。
TBS『マツコの知らない世界』<劇場の世界>案内人、『アカデミーナイトG』、テレビ東京『よじごじDays』出演、TBSラジオ『サキドリ!感激シアター』舞台オーサー。演劇・ミュージカル関連のイベント企画、司会歴も多数。

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