TIPS

激しい恋は、体に悪い

相手のことを想う気持ちも大切ですが、恋をするときは、自分の健康についても考えてあげてくださいね

『真夏の夜の夢』『真夏の果実』などの夏恋ソングでも分かるように、夏は激しい恋に憧れます。でも実は、激しい恋は脳や心臓に負担をかけてしまうため、体に悪いことが医学的に解明されています。

たとえば、恋をすると好きな人のことばかり考えて眠れないし、心臓がドキドキしますね。これは期待感を高めてやる気を出させるホルモンの「ドーパミン」や、心臓の動きを早めて体を興奮状態にするホルモン「アドレナリン」が大量に分泌されるからです。これらの興奮系ホルモンが分泌していると、体がリラックスできずに、知らないうちにイライラや疲れがたまってしまうのです。

相手を激しく思うあまり、恋愛疲れや恋やつれになってしまうのは、ホルモン分泌と深く関わっているのです。さらに、これらのホルモンには、中毒性、習慣性があるので、恋愛の興奮状態が快感になってしまい、次々と新しく激しい恋を見つけては興奮状態を保とうとするのです。

恋多き女、だけど浮気性……などと、夏の終わりに反省している人は、ぜひ鏡を見て、「夏恋やつれ」していないかチェックしましょう。逆にじんわりゆっくり穏やかに恋をするのは、思いやりや人を愛することへの満足感を感じさせるホルモンの「オキシトシン」や、幸福感を感じる「セロトニン」が分泌され、リラックス効果も高く、精神的にも安定します。さあ、秋に向けて、長くじんわり、心が温まる恋を見つけましょう!

このページは2014年07月29日時点の情報です

アンチエイジング

宇山 恵子

東京医科歯科大学非常勤講師、京都府立医科大学特任教授。医学・医療情報を正確にわかりやすく人々に伝え、患者さんと医師・医療スタッフの良好な関係を育む「医療コミュニケーション」が専門。海外アンチエイジング情報の翻訳、取材も行う。ジャーナリスト、ヨガ・書道講師、料理講師、メノポーズカウンセラー。

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