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呼び方次第で上手くいく?

「義母」ではなく、「美しい母=ベル・メール」。呼び方を変えるだけで、姑嫁仲が改善され、夫にとっても過ごしやすい家庭に変わるかもしれない 撮影:石井幸久

フランス語の表現でいいなと思うものに、呼びかけの言葉があります。有名なところでは、「私の大切な人、愛しい人」といった意味合いの「マシェリ」や「モンシェリ」(マシェリは女性に対して、モンシェリは男性に対して)など。日本人からすると、照れくさい言葉ですが、何も恋人とラブラブなシーンで使うだけでなく、子供たちや、場合によっては友達にも使ったりします。

その時々のニュアンスにもよりますが、「おい、ちょっと」とか「○○ちゃん」と呼ぶのと変わらない時もあります。それでも「ボンジュール」とだけ言われるよりは、「ボンジュール、マシェリ」と呼ばれる方が嬉しいものです。

他にも、フランス語で好きな表現に、義理両親と義理娘・息子があります。義理母は「ベル・メール」で、直訳すると美しい母。義理父は「ボ・ペール」で、美しい父。同じ要領で、夫の両親からすると、私は「ベル・フィーユ」で、美しい娘となります。もちろん実際の容姿に関係なく、言葉上の事だけですが、やはり美しい娘と呼ばれると悪い気はしません。それに「義理」というよりも「美しい」関係という方が、ちょっと温もりもあるような。「言霊」とも言うぐらいですからね。呼び方が少し変わるだけの話ですが、もしかしたら、その関係も上手くいくかもしれません。

このページは2013年03月21日時点の情報です

裁縫

ボネ 美恵

縫い物や編み物が得意な母の影響で、小学生の頃より人形や洋服などを作る。フランスで結婚し、現在は仕立て屋であった義母に様々な技術を習いながら、裁縫やハンドメイドの情報を発信。子供から大人まで楽しめる簡単な作品が人気を集めている。

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