TIPS

“マイル修行僧”が目指す境地とは?

得るものはかなり大きそうですが、それまでの苦行(?)を楽しめる方でないと「境遇」という名の境地にはたどり着けそうにないかもしれません

修行僧といってもお寺で修行するお坊さんのことではありません。実は飛行機マニアの間では有名な言葉でして、羽田から伊丹に飛び、現地で観光などすることもなく、すぐに羽田に戻ってくるような、ひたすら飛行機に乗り続ける人たちのことを指すものです。

なぜそんなことをするのか? 実は航空会社の永久上級会員になりたいからに他なりません。基準はJALもANAも同じようなものがあり、回数でいうなら年間50回の搭乗が最低ラインです。もちろん、普通の生活をしていたらこんなに乗れないので、休みを利用して集中して乗り、一日に羽田と伊丹を3往復などして数を稼ぐわけです。さすがにこんなに乗ると体もお財布にも辛く、苦行と言えます。だから修行僧と呼ぶのです。

しかし、一度この権利を手にすれば以降は空港がどんなに混雑していても特別カウンターで手続きできて待ち時間はほとんどなし。空港内で豪華な食事やお酒が無料の特別ラウンジが使える。預け荷物は常に優先的に出てくるなど、特典が盛りだくさん。同伴者もひとりまでならラウンジに無料招待できるので、彼女に見栄をはるためのいい武器になりますよ。

このページは2014年09月10日時点の情報です

保健師

西内 義雄

医療・保健ジャーナリスト。足で稼いだ取材で、47都道府県、全ての地域に顔見知りの保健師がいるのが強み。雑誌を中心にした取材・執筆活動のほか、各地の保健師研修で講演も行っている。

TOP