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まるで芸術品のような色付けが施された、流麗なフォルムを描く靴。ピエール・コルテが作り出すスーリエ(靴)は、多分にデザイン性を語られるが彼の肩書きはクリエイティブディレクターであり、ボティエを名乗る職人である。デザイン画を書かないディレクターや縫わないモデリストを名乗る役職が少なくないファッション業界にあって、実際に靴を仕立てる本物の作り手。その創造力の源は、パリジャンな彼のライフスタイルそのものにある。


■PROFILE
ピエール・コルテ

ジョン・ロブ、ベルルッティを経て独立した靴職人。1990年、パリ・ヴァンドーム広場にほど近い裏通りにビスポーク靴専門のアトリエをスタート。独立後、最初の顧客としてブルネイ国王がまとめて150足をオーダーしたというほど、その実力は前職時代から有名であった。2001年には待望のプレタポルテがスタート。2004年、東京・青山に出店。ほかに阪急百貨店メンズ館、阪急 MEN'S TOKYO、伊勢丹新宿店メンズ館にも店舗があるが、青山ブティックにはカラーレーションの職人が常駐する。


写真:佐山順丸(CRACKER STUDIO) 文:池田保行(04)

この情報は2012年7月20日現在のものです。

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