特集
「富士山麓」が生まれる、その瞬間――。

田中城太が磨き上げた味と香り

モルトウイスキーとグレーンウイスキーを組み合わせ、それぞれの特長を活かしながら調和させ、奥行きのある味わいを生み出すブレンデッドウイスキー。今、世界から注目を集めているジャパニーズウイスキーのひとつ「富士山麓 樽熟原酒50°」は、富士のふもとで育まれた雄大な自然と、その恩恵を受ける「キリンディスティラリー 富士御殿場蒸溜所」でつくられる。

 

ときには30種類以上もの原酒がブレンドされて生まれる複層的で豊かな味わいは、あらゆる場面で「富士山麓」に携わるプロフェッショナルたちの手によって昇華され、日の目を浴びることとなる。

 

その中心にいるのが、キリンビール株式会社のマスターブレンダーである田中城太。彼は、いかにして「富士山麓 樽熟原酒50°」の香味を生み出し、味を守り続けてきたのか。その秘密を探るために彼の仕事を追うと、「富士山麓」が生まれる“瞬間”に立ち会うことができた。

 

写真:金田邦男 文:前田和之

田中城太

キリンビール株式会社 マスターブレンダー

田中城太

1962年、京都府京都市出身。1988年、「キリンビール株式会社」に入社。1989年にナパバレーのワイナリーに勤務後、カリフォルニア大学デービス校大学院修士課程を終了。1995年に帰国し、ワイン・その他の洋酒業務を担当する。2002年に再度渡米し、ケンタッキー州のフォアローゼズ蒸溜所にてバーボン製造および商品開発全般に携わる。帰国した2009年からは、キリンビール商品開発研究所でブレンダー業務に従事。2016年、「パラグラフ・パブリッシング社」が主催する世界的ウイスキー・アワード「アイコンズ・オブ・ウイスキー(IOW)2017」のレスト・オブ・ワールド部門(スコットランド、アメリカ、インド以外)「マスターディスティラー/マスターブレンダ―・オブ・ザ・イヤー」を受賞。

この情報は2017年3月15日現在のものです。

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