連載

熱い料理のクールな一面◆vol.7 冷やしたこ焼き、始めました。

冷えたお出汁で食べる“明石焼風たこ焼き”は旨味濃厚でプリップリ!

夏真っ盛り。ただでさえ熱い男たちがさらに熱くなったら、むさ苦しい……! 本連載「男の"熱"メシ」は夏季限定で冷やしメニューをお届けします。「気持ちは熱く、食事はクールに!」ということで、定番料理の “冷やしバージョン” をご紹介します!

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住宅地の商店街に開店してから丸3年。大阪出身の店主が作る本場のたこ焼きと、ちょっとしたおつまみで、軽く1杯なんて楽しみ方もできるお店だ。清潔感のある店内には、たこ焼きの材料や栄養価などの説明が貼ってあり、ひしひしとこだわりが伝わってくる。関西から仕入れて毎日、店の大釜で丸茹でにしているたこは、プリップリで見るからに美味しそう。たこ焼きは作りおきをしないので、いつでも熱々だ。しかし夏になると馴染み客から“冷たいたこ焼きを食べてみたい”という要望が出た。そこでできたのがこの『明石焼風たこ焼き』だ。

 

出てくるのは卵生地の明石焼ではなく普通のたこ焼き。温かい出汁で食べる明石焼に似せて冷たい出汁を使うから“明石焼風”である。目の前にまず出来立てのたこ焼きが現われた。我慢できずに、ひとつつまんでしまう。ハフッホフッの次にくるトロ~リとした生地の舌触り。歯ごたえジューシーなたこの旨味と混じり合ってたまらなく美味しい。

 

そこに白だしベースのジュレ入りの冷たいお出汁が現れた。さっそく、たこ焼きを入れて冷やしてからパクリ! 驚くなかれ。生地はもっちり食感へと変化して、たこの旨味がさらに濃厚に感じる。冷やしたことで美味しさ倍増。これは夏のたこ焼き革命だ!

 

写真:内山めぐみ

 

 

【夏季限定の冷やしメニューをお届け!】
「気持ちは熱く、食事はクールに」ということで、定番料理の “冷やしバージョン” をご紹介!

 

◆vol.1 三段階の美味しさ!夏限定冷やし天丼
◆vol.2 リゾート気分が味わえる冷やしカレー
◆vol.3 冷たいイカシウマイはファン垂涎の人気
◆vol.4 冬の代名詞おでんは冷やしても美味い
◆vol.5 冷やしてもうまかった!?冷やしカツ丼!
◆vol.6 和食料理人がつくる冷製親子丼
◆vol.8 年中食べたくなる冷やしカレーうどん

DATA

あずまや 下高井戸本店

住:東京都世田谷区赤堤5-32-4-105|TEL: 03-6379-0230|営:【月曜~土曜】11時~21時30分、【日曜・祝日】11時~20時|休:水曜日、祝日の場合は翌木曜日が振替休業|価格: 冷やし明石(10個入り)(730円)|提供期間:6月初旬~9月末(予定)|URL:http://azuma8.info/ ※外部サイト

川手 優子

ライター

川手 優子

東京生まれ、フリーライター業。“活力と笑顔が湧いてくるコストパーフォンマンスに優れた飲食店”を探索するのがライフワーク。毎月、第3水曜日にスポーツニッポンにて「酒とニクの日々」を連載中。

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この情報は2015年9月8日現在のものです。

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