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編集者・ライター本橋隆司さんのイチオシ

「大衆酒場コグマヤ」の煮込み豆腐――「じっくり煮込まれた飲ん兵衛キラーの一品」

写真:安藤青太

本橋 隆司

編集者・ライター

本橋 隆司

フリーランスの編集・ライターとしてWebや雑誌などで仕事中。2013年に『立ち食いそば図鑑 東京編』(マイウェイムック)を、2017年に『東京立ち食いそばジャーニー』(スタンダーズ株式会社)を制作。そばであればだいたい好き。お酒もだいたい好きで、ひとり飲みでふらっと立ち寄るのはきまって赤ちょうちん、徘徊エリアはもっぱら中央線沿線。

■「飲ん兵衛心をくすぐりまくる、素晴らしい居酒屋」

 

古くからたくさんの居酒屋があり、飲ん兵衛たちで賑わっていた中野だが、ここ5、6年でその様相はだいぶ変わった。再開発で生まれた「中野四季の都市」に企業や大学が移ってきて、サラリーマンや学生が一気に増え、それにつれておしゃれな居酒屋やバルが次々にできたのだ。

 

画像:大衆酒場コグマヤ

中野レンガ坂の入り口。ゲートをくぐるとそこは別世界。落ち着いた雰囲気の通りは、毎晩、若者たちでにぎわう

 

 

2016年にオープンした「コグマヤ」も、おしゃれなバルが居並ぶ中野レンガ坂にある。レンガが敷き詰められたレンガ坂はヨーロッパ風の雰囲気。若い男女が闊歩していて、ちょっとおじさんには敷居の高そうな雰囲気だ。しかしその中ほどにある「コグマヤ」が、実は酒好きオヤジの心をくすぐりまくる、素晴らしい居酒屋だったりするのである。

 

画像:大衆酒場コグマヤ

最低2時間は煮込むという豆腐。土手煮風の汁がしみ込み、絶品のつまみになる

 

 

まず、店のイチオシメニューが「煮込み豆腐」(130円)というのが、たまらない。煮込み豆腐は安いながらも確実に期待に応えてくれる、いわばいぶし銀のメニュー。それをイチオシにしているのだから、「コグマヤ」はもう確実に「分かっている」。何を頼んでも間違いのない店なのである。

 

画像:大衆酒場コグマヤ

低温調理されたレバーの甘みとネギの香ばしさが抜群にマッチする「レバネギ」

 

 

この煮込み豆腐でチビチビ飲むのもいいのだが、メニューを見てみると「レバネギ」(350円)という、これまた飲ん兵衛好きしそうな一品がある。海鮮系のつまみも充実していて、まさに目移りするほど。基本、一人前の量はどれもコンパクトなのも、欲張りな飲ん兵衛に優しい。どこをとっても、完璧な仕上がりとなっているのだ。いやはや、参りました。

 

画像:大衆酒場コグマヤ

小ぢんまりとしたサイズの店内。このぐらいがかえって落ち着くのだ

 

 

街の様相が変わっても、こういう飲ん兵衛好きのする店が新しくできるのだから、中野はやっぱりあなどれない。

 

画像:大衆酒場コグマヤ

DATA

大衆酒場コグマヤ

住所:東京都中野区中野3-36-4

TEL:03-6304-8655

営業時間:17:00~23:45

定休日:無休

バナー:酒好きにはたまらない「ザ・居酒屋」メニューがズラリ!

 

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この情報は2018年10月20日現在のものです。

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