連載
モノ系ライター/エディター・富山英三郎のイチオシ

ザ・ノース・フェイスの「FP Hybrid 30」――「“自分史上最高のデイリーバッグ” がコレ」

写真:加藤謙樹   文:富山英三郎

 

富山英三郎

ライター・エディター

富山英三郎

編集者・執筆家。モノ雑誌の編集部を経て独立。ファッションからアウトドアギア、生活雑貨にいたるまで、毎日の生活が楽しくなるプロダクトを独自の切り口で紹介している。また、音楽を中心としたカルチャー方面にも造詣が深い。

 

 

■「バッグを背負って風が背中を通り抜けるんです」

 

ビジネスブリーフやトートバッグに、ノートパソコン、電源ケーブル、手帳、資料、筆記用具などを詰めて移動していると本当にしんどいですよね。ビジネスパーソンの間でリュック型が人気の理由が分かります。両肩に荷重が分散されますし、両手が空くからラクなんです。

 

 

画像:

「イチオシを教えて下さい!」と依頼して真っ先に上がってきたのがTNFのデイリーバッグ。手に入れて間もないのになかなかの使用感

 

 

僕の場合は、そこに自転車移動とカジュアルな服装でも仕事ができるという2点が加わるので、選択肢が独特になっている可能性はあります。でも、アウトドアメーカーからバッグ専業メーカー、アパレル系までいろいろと探し回りましたが、ザ・ノース・フェイス「FP Hybrid 30」が現時点で“自分史上最高のデイリーバッグ”なので、皆さんに”イチオシ”したい!

 

画像:

背面の「トランポリン構造」は荷物の重心を高い位置に設定することで荷物の重心を体に近づけ、バックのブレを軽減。歩いてみると安定したフィット感が分かる

 

 

■「体への密着度、快適度が4倍くらい変わります」

 

まず分かりやすいのが、軽量なアルミフレームでできている点。しかも、背中部分がコの字型になっていて、そこに硬めのメッシュがピンと張られているんです。メーカーのサイトを見ると「トランポリン構造」と書かれています。つまり、背中とバッグの間に大きな隙間が生まれて、そこを風が通り抜けるわけです。自転車に乗る人は、まずそこで感動すると思います。

 

画像:

2つのショルダーハーネスでしっかりと固定。ともにポケットがついていて、富山さんはスマホとカギの定位置がここ

 

 

そして、何より軽い! Mサイズで840g。もともとはアドベンチャーレースやトレランのトレーニング向けに開発されているので、背負ったままでも快適に走れるんです。つまり、フィット感がすごく高い。ポイントは、ショルダーハーネスという肩で背負う部分と、胸にある2本のチェストベルトがベスト型の構造になっているところ。

 

画像:

荷室の背面部分にはハイドレーションポケットを完備。デイリーユースならタブレットや書類の収納に使えそうだ

 

 

つまり、服を着る感覚で背負える。逆に言えば、このバッグを背負うなら必ずチェストベルトを閉めて欲しい。走るならヒップベルトも閉めたほうがいい。それをするだけで、体への密着度、快適度が4倍くらい変わります。洋服の腰部分がリュックと擦れて毛玉になりやすいという現象も軽減されます。

 

画像:

S(820g/27L)、M(840g/30L)、L(860g/33L)のスリーサイズを展開。30L前後あればとデイリーユースには十分の容量だ

 

 

■「快適性重視派におすすめ。僕はデザインも気に入っています」

 

ロールトップが面倒くさそうという人も多いですが、これは慣れです。荷物の増減で容量を調整できるので、個人的には便利な構造だと思っています。また、「FP Hybrid 30」は留め具が多い点を気にする人がいるかもしれませんが、本来はラウンユースの製品ではないので、そこは目をつぶりましょう。トレッキングに行けば、突然便利機能に変わります。

 

 

画像:

両サイドの2つのバックルで閉じる方法と、トップのバックルひとつで閉じるタイプと容量によって使い分けることができる

 

 

このバッグに出会う前には、サンフランシスコ発のアウトドアバッグメーカー「ボレアス」の「ボリナス」という今は廃番となったモデルを使っていました。構造はほぼ同じ。でも、メーカーは違えど後発である「FP Hybrid 30」のほうが背負っていて軽く感じられますね。

 

簡単にまとめると、背中の通気性、軽さ、フィット感に優れているので、重い荷物を背負っていても他社製品のものに比べてすごくラクな逸品です。快適性重視派におすすめ。僕はデザインも気に入っています。

 

画像:

DATA

THE NOTRH FACE┃FP Hybrid 30

価格:2万2680円(税込)

サイズ:S、M、L

容量:S(27L)、M(30L)、L(33L)

重量:S/820g、M/840g、L/860g

カラー:Black、Turkish Blue、High Rise Grey

 

バナー:「自分史上最高!」と唸らせた バックパックをチェック

>>> この連載のトップに戻る

 


 ▼多忙な毎日の熱量補給に。~For M「メルマガ」配信中~

キーパーソンのインタビュー、ファッションTips、美女ギャラリーなど、最新コンテンツの更新情報&編集部が厳選したヒット記事を毎週お届けしているFor Mの「メルマガ登録」はコチラから!

この情報は2018年9月13日現在のものです。

TOP