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All About「メンズファッション」ガイド平格彦さんのイチオシ

テアトラのデバイスコート――「オンもオフも、これ一着でどこでも"手ぶら"」

写真:高橋宏樹   文:平格彦

平 格彦

メンズファッション ガイド

平 格彦

[着こなし工学]ファウンダー、ファッションコンセプター、エディター、ライター。出版社を経て独立。『Men’s JOKER』などで執筆を続ける一方、個人メディア[着こなし工学]をスタート。メンズファッションに関わってきた約20年の知見をベースにしつつ、着こなしの方法を科学的、多角的に分析して体系化している。

 

■「セレクトショップで見つけて、どうしても諦め切れなかった」

 

座りっ放しで仕事をし過ぎて腰痛が重症化した時に、重いものは持たないようにした。その後、腰痛は完治したが、重い荷物を持ち歩きたくないという考えは治っていない(笑)。大きなバッグを持って打ち合わせにいくくらいなら、メールやスカイプで済ませたいくらいだ。

 

ということで、基本的に仕事道具はノート(正確にはクリップボード&メモ帳)と筆記具のみ。できる限り荷物を減らして手ぶらで行動したいという考えから、内ポケットにA5判のノートが入るコート類を探していた。そして辿り着いたのがテアトラのデバイスコートだ。

 

初めて実物を確認したのは2015年2月。当時、東銀座にあった「アンルート」というセレクトショップで一目惚れした。試着してみてかなり気に入ったのだが、その時は用事があって少し急いでいたため、いったん買わずに店を出た。しばらくして戻った際にはすでに完売。もともと入荷数も少なかったようだが、どうにも諦め切れず、すぐにウェブで検索して福岡にある他のセレクトショップに残っていた最後の1着を何とか購入することができた。

 

画像:TEÄTORA┃Device Coat Packable

外側のポケットは大きめ。長財布を縦にしても収納できる。しかも内側にはジップ式のポケットも搭載。スマートフォンはここが定位置だ。さらに状況に応じ、カギや名刺入れなどもジップポケットに収納。旅行先などではセキュリティポケットとしてパスポートも収納

 

■「オンオフはもちろん、旅先でも重宝する驚異的な完成度」

 

そこまでして手に入れたデバイスコートの魅力は、なんと言っても収納力だ。その名の通り、タブレットなどのデバイス類も収納できる大きな内ポケットが象徴的。必要な時はそのポケットにA5判のノートなどを入れている。さらに、パッカブルなのも大きな特徴。他の機能も充実していて、オンやオフだけでなく旅行にも重宝する驚異的な完成度だ。

 

画像:TEÄTORA┃Device Coat Packable

ご覧の通り、内ポケットはかなり充実している。右身頃には2段のジップポケット、左身頃には大きなジップポケットを搭載。この大きなポケットにタブレットやノートなどが入れられる。また、本体を折り畳んで収納できるパッカブル仕様にもなっていて非常にユーティリティ

 

 

ビッグシルエットも特徴的で、オーバーなサイズ感は最近のトレンドとも合致。Tシャツからテーラードジャケットまで何でも合わせることできるので、インナーを調整しながら着用できる季節にはほぼ毎日と言っても良いほどヘビーローテーションしている。薄手なので春や秋が中心だが、インナーダウンを活用して初冬に着用することも少なくない。

 

ちなみに素材はナイロン100%。軽量なのに耐引裂強度が高く、シワや汚れがつきづらい優れものだ。さらに、ミクロ単位で起毛しているため、天然素材のような風合いも備えている。多少の雨なら問題ないが、個人的には撥水スプレーやクリーニングの撥水加工サービスを利用してさらなる対策も講じている。

 

画像:TEÄTORA┃Device Coat Packable

前方の左右と後方の左右にはベンチレーション(空気循環装備)も搭載。ジップを開放することで空気が通りやすくなり、動いて熱くなった時や急な気温の変化などに合わせて温度調整ができる。さらに、コートを着用したまま、中に着たジャケットやパンツのポケットなどにアクセスできるというメリットも

 

 

■「手ぶら派にとって、本当に頼れる存在」

 

デバイスコートを気に入ってからは、可能な限りテアトラの展示会をチェックするようになった。そして、他のコートやウェア類など、愛用品や欲しいアイテムは増えるばかりだ(笑)。

 

そもそもテアトラは、クリエーターのパフォーマンスを向上させることを目的に開発された頭脳職のための機能服を提案しているブランド。都市生活はもちろんのこと、ビジネストリップなどの移動時にも重宝する画期的なディテールも大きな魅力となっている。収納力の高いアイテムが多いので、手ぶら派にとっては本当に頼れる存在だ。

 

画像:TEÄTORA┃Device Coat Packable

襟を折ると隠れる部分にラバー製のループを設置。コートを脱いだ時に掛けておけて便利だ。さらにパッカブル仕様も重宝。普段や旅行の際に携帯しやすいのはもちろん、気温の上昇などでコートが不要になった時も折り畳んでバッグにいれることができる

 

 

今回のデバイスコートはブランドを象徴する定番モデル。最新版では内側の胸部分にバッテリー用のポケットが追加されるなど、少しずつディテールなどがアップデートされているので、そろそろカラバリなども買い足していこうかと考えているところだ。

 

2015年当時は扱っているショップも入荷数もそう多くなかったテアトラだが、今では千駄ヶ谷にオンリーショップも構えている。近くに寄った際には圧巻の収納力や革新的な機能性を実際に確認してみてはいかがだろうか。

 

画像:TEÄTORA┃Device Coat Packable

これだけの荷物が余裕で収納でき、普段の外出ではバッグが不要だ。頻繁に利用する財布やハンカチなどは外側にポケットに収納し、その中のジップポケットにスマホやコインケースを入れるのが定番。裏側のポケットには、仕事で使用する名刺入れやメジャー、カギなどを入れておくことが多い。大きな内ポケットはノート類だけでなく、移動時などに読む書籍をいれることも

 

 

DATA

TEÄTORA┃Device Coat Packable

価格:7万2000円(税別)

サイズ:46、48、50 ※写真のサイズは48

カラー:ブラック、ネイビー、カーボングレー ※写真のカラーはネイビー

素材:ナイロン100%

 

バナー:テアトラのデバイスコート 詳細はこちら

 

 

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この情報は2018年8月10日現在のものです。

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