連載
〈神々は細部に宿る〉コラム:クルマ並みに違う牛革の産地

メキシコ産のレザーソールの魅力

日本ではあまり知られていないものの、実はベジタブルタンニン鞣しの牛革の生産で世界的なシェアを有しているのが中米のメキシコ。ヨーロッパ製のそれに比べ大きさや厚みの割に柔らかいのが特徴で、後加工も行いやすい。

 

国産シューブランド「Makers」の靴のアウトソールにもこのメキシコ産のオイルレザーが用いられている。原皮とオイルの双方の特性が功を奏しているのか、このブランドのウリである足へのアタリが柔らかい低反発系の履き心地とカエリの良さを、下からさらにサポートしてくれているかのようだ。

 

ちなみにこのメキシコ産の牛革は例えばアメリカのブランドの靴、特にワークブーツのインソールやアウトソールのみならず、カジュアルなベルトにも非常に多く用いられている。概して硬くてシマリのあるヨーロッパ産のベジタブルタンニン鞣しのレザーソールとは対照的な存在で、両者の対比はかつてのアメリカ車とドイツ車の乗り心地の違いにも通じる。

 

撮影:山田英博 文:飯野高広 撮影協力:Makers

 

 

Next≫≫≫【本編はコチラ】使う人を選ばない逸品――万人を惹きつける「Makers」の最強の個性

 

>> この連載のトップに戻る

 


▼多忙な毎日の熱量補給に。~For M「メルマガ」配信中

キーパーソンのインタビュー、ファッションTips、美女ギャラリーなど、最新コンテンツの更新情報&編集部が厳選したヒット記事を毎週お届けしているFor Mの「メルマガ登録」はコチラから!

  • 1

この情報は2018年8月17日現在のものです。

TOP