連載
〈神々は細部に宿る〉コラム:仏高級ブランド御用達の名タンナー

「Makers」が使用するフランスの名タンナー「デュプイ」のカーフ

「デュプイ」はフランスのタンナー(革メーカー)。ここが製造するカーフは、フレンチカーフの代名詞的存在として、かつては「ジョン・ロブ」(エルメス資本の既製品を扱う方)や「J.M.ウエストン」をはじめ、特にフランスの高級靴ブランドに多く採用されていた。

 

また、靴だけでなく鞄向けのカーフも有名で、今や幻である「エルメス」のルージュ色のボックスカーフもかつてはここが製造元だった。21世紀に入り工場の体制が変化した関係で、日本への輸入も途絶え以前ほど名前を聞かなくなったものの、近年エルメス資本となったこともあり輸入が再開され評価を取り戻しつつある。

 

靴用であれバッグ用であれ、ここのカーフは新品の段階ではややハリとコシがやや強く、ときに硬さを感じることもあるが、次第に履く人の足に自然と馴染むと共に光沢に重みが増して行くのが何よりもの特徴だ。「For M」でも取り上げた「Makers」のサイドゴアブーツは「デュプイ」の至宝・黒のボックスカーフを使用。キリッと締まりのある革質が、このモデルと相性抜群である。

 

 

撮影:山田英博 文:飯野高広 撮影協力:Makers

 

 

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この情報は2018年8月10日現在のものです。

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