連載
〈神々は細部に宿る〉コラム:コードバンの手入れ

磨きすぎは禁物!最高級のコードバンは1年間クリームいらず?

コードバンのメンテナンスは牛革とは少々異なる。前提として、銀面を削っている革なので水分や湿気に弱いという点を忘れないことが大切。クリームやワックスを使うと表面が曇ってしまうことも多いので注意が必要だ。

 

普段は乾いた布で軽く拭く程度が基本。コードバンは光沢が豊かであるゆえに、傷がつくと目立ってしまうので、できる限り柔らかいコットン素材などの布を用いるのがベターだ。革が乾燥してきたときは、米粒1~2粒くらいの専用クリームを布に馴染ませてから全体に伸ばすように磨くと潤いが戻る。クリームを使ったケアは月に1回程度が目安だが、最高級のホーウィン社製コードバンはオイルがたっぷりと染み込んでいるため、個体差や使用頻度によって異なるが、使用から1年間ほどはクリームを入れる必要がないこともある。

 

また、革の裁断面であるコバに関しては、「ワイルドスワンズ」の財布に限っては自分で修復することも可能だ。コバのホコリや汚れを取った後、付属品である「スリッカー」(レザークラフトのメンテツール。写真上)の溝部分へ垂直に当て、素早くスライドさせると革の線維が引き締まって光沢が戻る。コバの中央が割れてしまった場合や、コードバンに水の跡が残ってしまった場合は、専門家やショップに相談しよう。

 

撮影:高橋宏樹 文:平格彦 撮影協力:WILDSWANS

 

 

 

 

≪コラム≫牛革を凌ぐキング・オブ・レザーとは?

ルポ≫≫≫コードバンの質感を知り尽くした「ワイルドスワンズ」の魅力に迫る!

 

 

>>> この連載のトップに戻る

 


 ▼多忙な毎日の熱量補給に。~For M「メルマガ」配信中~

キーパーソンのインタビュー、ファッションTips、美女ギャラリーなど、最新コンテンツの更新情報&編集部が厳選したヒット記事を毎週お届けしているFor Mの「メルマガ登録」はコチラから!

  • 1

この情報は2018年2月24日現在のものです。

TOP