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クラフトビールの新潮流 第3回:Far yeast Brewing

次世代のクラフトビール「Far Yeast Brewing」が掴んだ勝算

日本のクラフトビールが、世界で躍進している。2011年の創業当時から、香港やシンガポールなど海外向けに輸出を開始した「Far Yeast Brewing(ファーイーストブルーイング)」は、その先頭に立つブルワリー。オリジナリティにあふれ、クラフトビール業界でも確固たるポジションを築いている。

 

海外マーケットを中心に展開してきた「Far Yeast Brewing」の戦略や海外から見た日本のクラフトビール事情についてなど、Far Yeast Brewing株式会社代表取締役である山田司朗に話を聞いた。

 

撮影:貴田茂和 文:橋村望 取材協力:Far Yeast Brewing

 

Far Yeast Brewing

ファーイーストブルーイング

Far Yeast Brewing

2011年設立のブルワリー。醸造する「馨和 KAGUA」と「Far Yeast」シリーズは、世界17カ国へ展開。2017年には山梨県小菅村に自社醸造所を立ち上げ、同年7月、クラウドファンディングで、渋谷に直営店「Far Yeast Tokyo Craft Beer & Bao」もオープン。

 

 

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■アメリカ発のクラフトビールブームと一線を画す

 

リッチな味わいの「馨和 KAGUA」とカジュアルで遊び心のある「Far Yeast」。特徴的な2つのクラフトビールの銘柄を持つ「Far Yeast Brewing」。設立当初に造られた「馨和 KAGUA」は、ベルギーの醸造所へ委託して生産するという、日本では珍しい形態であったことで注目された。

 

海外では、香港やシンガポールを皮切りに、世界17カ国へ展開。海外市場をターゲットとして、成功を収めている日本ブルワリーのひとつだ。また、ベルギービールの伝統を取り入れた味わいは、アメリカを発端とする昨今のクラフトビールムーブメントの影響下にある多くのブルワリーとは、一線を画している。

 

国内においても、これまでは一部のレストランやバーのみで提供され、クラフトビールファンに親しまれてきたが、2017年7月、クラウドファンディングで目標予算の300%である368万9000円を超える支援を得て、直営店「Far Yeast Tokyo Craft Beer & Bao」を表参道にオープン。国内でも本格的に活躍の場を広げつつある。

 

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この情報は2018年3月17日現在のものです。

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