連載
クラフトビールコラム #06 増え続ける中小ブルワリー

マイクロ、ナノって?全国300余りある国内クラフトビールブルワリー

 

日本のクラフトビールづくりは、1994年の酒税法改正によって全国に広がった。年間の最低製造量が2000キロリットルから60キロリットルに引き下げられたことで、アサヒやキリンなどの大手メーカー以外でも、ビールが造られるようになっていった。そのほとんどがマイクロブルワリーと呼ばれる小規模な醸造所で造られている。

 

酒税法改正以降、90年代半ばから「地ビールブーム」として多くのブランドが生まれた。ブームは一時沈静化したものの、現在に続く「クラフトビールブーム」よってマイクロブルワリーは今も着実に増え続けている。クラフトビールの最大手であるヤッホーブルーイングをはじめ、「COEDO」のコエドブルワリー、「常陸野ネストビール」の木内酒造など、海外輸出にも積極的で中規模クラスに成長しているメーカーも多い。

 

また、ブルーパブと呼ばれる醸造所併設のビアバーも各地に続々と誕生している。中規模なブルワリーと比べると、ごく小規模に展開されているのが特徴で、"ナノブルワリー"と呼ばれることもある。そこでしか飲めないような、少量でユニークなビールを醸造し、ビール愛好家の注目を集めている。

 

たとえば、六本木初のビール醸造所「Inazuma Beer」などは、クラウドファンディングを利用して醸造設備を設置。今年になって醸造をスタートした新たなクラフトビールの担い手だ。

 

大手ビール会社から、中規模のマイクロブルワリー、町のパン屋さんのように地元に根付いたナノブルワリーまで、今では全国300あまりのブルワリーが存在すると言われている。それぞれが造るバラエティ豊かなクラフトビールが楽しめる時代になったと言える。

 

撮影:高橋宏樹 文:橋村望

 

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この情報は2018年2月17日現在のものです。

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