連載
転ばぬ先のメンズビューティ #キールズ

8秒に1個売れる「キールズ」保湿クリームが世界に放つメッセージ

「メンズビューティ」は自分への最大の投資。将来、カッコ良いオヤジになれるかは、今の美意識次第――。本連載では“耳タコ”のように、メンズビューティの必要性を謳ってきたが、今回はちょっと違う切り口でメンズビューティのブランドを紹介しよう。

 

メンズビューティのパイオニアである「キールズ」は、165年以上の歴史を持つが、製品作りだけでなく、社会貢献活動という点においても先見性を持ち、これまでも数々のプロジェクトを進めてきた。現在は世界各国で、ASD(Autism Spectrum Disorder : 自閉症スペクトラム)の支援団体「AUTISM SPEAKS」とともにASDの子どもたちの支援を行っている。

 

それでは、「キールズ」のチャリティについて、そして、自身が発達障害のひとつであるADD(Attention Deficit Disorder:注意欠陥障害)であることを公表した俳優・モデルの栗原類、本チャリティーのグローバルチャリティーパートナーである、アカデミー賞受賞俳優・マシュー・マコノヒーのコメントを掲載しよう。

 

撮影:佐坂和也 文:滝沢康英、編集部(P01、03)

 

キールズ

KIEHL'S SINCE 1851

キールズ

1851年、ニューヨーク・イーストビレッジに創業。ニューヨークを代表するスキンケアブランドとして支持され、「各家庭にひとつは『キールズ』の製品がある」というフレーズが成立するほどのシェアを誇る。アポセカリー(調剤薬局)にルーツを持ち、店頭販売員KCR(Kiehl's Customer Representative)が、ユーザーの肌質に応じて、スキンケアアイテムを処方するスタイルで、都内各地に店舗を展開。日本上陸は2008年。

    

画像:今回のチャリティーの対象商品となる「キールズ クリーム UFC」

今回のチャリティーの対象商品となる「キールズ クリーム UFC」(限定エディション)。世界中で8秒に1個売れている(※)キールズのアイコン的存在の保湿クリームだ

 

 

■「キールズ」が育むチャリティー精神

 

これまで「キールズ」は、環境保護、子どもの支援、HIVエイズ研究の支援を3本柱に、日本では東北復興支援や動物愛護活動など、さまざまな社会貢献活動を行ってきた。いかにもアメリカ企業らしい取り組みと思うかもしれないが、そこには世界展開する「キールズ」だからこそ知っている「日本人のチャリティー意識の高さ」が存在することを知ってもらいたい。

 

国内のあらゆるチャリティーにおいて日本人の感覚は、欧米の社会的規範として根付いているものとは異なり、「偽善者」「えぇかっこしい」と敬遠され、世界的に見ても日本人のチャリティー活動への貢献度は低い。しかし、こと「キールズ」のチャリティーにおいては、これまでの実績が「日本人のチャリティー意識の高さ」を示しているというのだ。

 

画像:今回「キールズ」が取り組むのは、ASD支援団体「AUTISM SPEAKS」とのASDの子供たちへの支援

今回「キールズ」が取り組むのは、ASD支援団体「AUTISM SPEAKS」とのASD(自閉症スペクトラム)の子供たちへの支援だ

 

 

■「日本人のチャリティー意識の高さ」を証明したエピソード

 

「キールズ」のチャリティー理念はこうだ。いちスキンケアブランドとして「キールズ」の製品は“毎日使う身近なもの”であるから、社会貢献活動にも“日々の理解”と、生活の一部である“身近なものから”というもの。日本で「ボランティア」と言うと、献身的に日々の時間を割いて、自らを顧みず行うものという印象を受ける。これも日本人にとってチャリティーが縁遠い存在になっているひとつの要因と言えるだろう。

 

これに対し、欧米のボランティアは労力をかけるものではなく、日常的に行うもの。ごく身近にチャリティーがあり、多くの人が小さなことから参加している。

 

このギャップは、さまざまなチャリティーにも見られることだが、「キールズ」の行ったチャリティーでは、意外な事実が明らかになった。

 

「キールズ」のチャリティーでは、使用済み容器を回収し再利用するというプロジェクトを行っている。あるときに、ユーザーから

 

「使われた容器は何に使われているのか」

 

という声が上がった。その施策はグローバルに展開していたため、キールズ・天谷美乃里事業部長は、本国にこの意見を届けたところ、「こんな問い合わせが来たのは日本が初めてだ」と言われたそうだ。

 

チャリティーが生活に根付いている欧米では、いちユーザーがチャリティー事業の行く末を案じること稀だ。自分たちの慈善活動がきちんと還元されているのか、チャリティーのその先をも考えている日本人は、本国を驚かせた。

 

世界中で行われたこのプロジェクトで、日本の容器の回収率も高く、容器回収の意図を問われたことで、「日本人のチャリティー意識の高さ」が証明されるエピソードとなった。

 

「キールズ」が時間をかけて行ってきたチャリティー活動は、こうしてユーザーのボランティア意識を醸成し、製品プロモーション以外の部分でもメッセージを送ることに成功したと言える。

 

続いて、今回のチャリティーについて、グローバルチャリティーパートナーであるアカデミー賞受賞俳優・マシュー・マコノヒーと、自身がADD(Attention Deficit Disorder:注意欠陥障害)であることを公表したモデル・栗原類のコメントのインタビューを紹介しよう。

 

 

※2016年1年間の販売個数による。キールズ調べ。

 

 

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◆【日本語版】マシュー・マコノヒー出演、支援ムービーはコチラ

 

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