連載
転ばぬ先のメンズビューティ #キールズ

栗原類が語ったASDとチャリティー「ゆとりがあれば、支援の輪は広がる」

5歳からモデルとして活躍し、パリコレをはじめ多くのファッションショーで活躍する栗原類が、2016年一冊の本を上梓し大きな話題となった。タイトルは、『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』。この告白は、大きな話題となり日本での発達障害の認知を広げた。

 

6~11歳までアメリカ・ニューヨークで過ごした彼が、ADD(Attention Deficit Disorder:注意欠陥障害)と診断されたのは8歳のとき。アメリカの教育は発達障害に対して、寛容で“ゆとり”があり、不自由なく幼少期を過ごすことができたという。

 

今回、日本のチャリティーパートナーとして賛同する俳優・モデルの栗原類に「キールズ」、そして日本におけるチャリティー活動について聞いた。

栗原類

俳優・モデル

栗原類

1994年、東京都生まれ。日本人の母、イギリス人の父のもとに生まれ、幼少期はニューヨークと日本を行き来して過ごす。5歳からモデルとして活躍し、帰国後は中学生のときから『MEN’S NON-NO』(集英社)をはじめ、多くのファッション誌にモデルとして登場。高校生のときにバラエティ番組出演を機に「ネガティブモデル」として知名度を上げる。2016年、自著『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』が発刊。

    

画像:栗原類

■「まずはお湯と水で交互に洗顔しましょう」

 

――「For M」のメンズビューティの連載では、男性ももっと美容を意識しようと謳っています。今回、「キールズ」のチャリティーパートナーとして賛同することになりましたが、ご自身は「キールズ」についてどういった印象をお持ちですか。

 

「ニューヨークにいたときに、ウエストビレッジにキールズさんのお店がありました。ニューヨークではなじみのブランドなので、母親とともにシャンプーやコンディショナーをよく使っていました」

 

――モデル、俳優として表舞台に立つ身として、美容に対するこだわりがあれば、教えてください。

 

「お仕事でメイクをしたときは、落としたあとに必ず温かいタオルで顔を拭きます。そのあとで化粧水と乳液を必ずつけるようにしています。日常でも朝起きたときは、温かい水と冷たい水とで交互で顔を洗うようにはしています」

 

――温かい水と冷たい水の交互での洗顔は、どのような効果があるんですか?

 

「詳しいことは正直分からないですが……(笑)。試しにやってみたら調子が良かったんです。肌がスベスベするようになったので、自分に合ったやり方だと思って続けています」

 

――こと美容に関して、日本の男性は海外と比べ十分にケアが行き届いていなかったり、そこまで気にしていないと思います。男性の美意識を変えていくにはどうすればいいのか、お考えがあったらお聞かせください。

 

「自分は割とそうでもないんですけど、最近は、若い人たちに美容や容姿にお金や時間を使っている人が多いなって思います。その上の世代の人たちとなると、若い人に比べたらそこまではないのでしょうけど、まずはお湯と水で交互に洗顔するだけでも違うのでおすすめします(笑)」

 

画像:栗原類

■自身もADD(注意欠陥障害)を持つ身として

 

――今回は、ASD(Autism Spectrum Disorder : 自閉症スペクトラム)の子どもたちへのチャリティーパートナーとして、ジョインしていらっしゃいますが、ご自身もADD(Attention Deficit Disorder:注意欠陥障害)という発達障害だと著書で書かれております。支援活動には何が大切だと思われますか?

 

「まずは、キールズさんという大企業がこういう活動をしてくれるということで、すごくありがたいことだと思っています。障害とは何なのかを知らない人もまだまだ多いと思いますし、こういった活動をキールズさんが行うことによって、社会全体に知ってもらえるきっかけになるだろうと思っています。

 

また、チャリティー活動は、俳優やモデル業と一緒で、すぐに芽が出るものではなくて、気づいたら芽が出ていたという感じだと思うので、10年、20年と継続して支援活動をしていってもらえたらうれしいです。ボクもできることがあれば全力でサポートしていきたいと思います」

 

――個人としてできることがあるとすればどういうことでしょうか?

 

「世の中にはいろんな人がいるんだということを知ることも重要ではないでしょうか。いろんな人がいて、同じ結果を出すにしてもいろんなやり方をする人がいて、それを認めてあげる。ASDはじめ発達障害の人たちに対して、一人一人が、そして社会全体がもっと“ゆとり”というか、余裕を持つことが大事なんだと思います。

 

キールズさんも長くチャリティーを続けていらっしゃいますが、そういった“ゆとり”が企業側にもあるのはいいことだと思います」

 

 

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この情報は2017年9月9日現在のものです。

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