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転ばぬ先のメンズビューティ

薄毛は遺伝? 「スカルプD」に聞いた抜け毛の真実

「メンズビューティ」や「男性美容」という言葉をたびたび耳にする。だが、そんな熱心にやらなければいけないものなのか? スキンケアやニオイケアなど、身だしなみに気を使って何か良いことがあるのか……?

 

なんて思っている「メンズビューティ」初心者に朗報! 実はやればやるだけ良いことがある。「メンズビューティ」は自分への最大の投資。将来、醜いおじさんになるかカッコ良いおやじになるかは、今の美意識で決まる。

 

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30~40代となるとそろそろ薄毛が気になってくる年代だ。薄毛対策と言えば、で多くの人が「スカルプD」を思い浮かべるだろう。今年8月、おなじみのシャンプーとトリートメントが12回目のリニューアルを行なった。

 

そこで、今回は「スカルプD」の毛髪診断士・長内尚さんに薄毛になる理由や、薄毛対策を聞いてきた。取材を通して明らかになったのは、遺伝の影響は確実にあるということだった。

 

写真:佐坂和也 文:滝沢康英

スカルプD

アンファー株式会社

スカルプD

頭皮環境を整え、薄毛リスクに対応するヘアケアアイテム。1999年、頭髪専門クリニックを開設し、2001年にはクリニック専売商品として「スカルプD」の原点となるシャンプーを発売した。2005年に初代「スカルプD」の発売を開始。デビュー以降毎年改良を重ね、現在で13代目。販売はバラエティストアや百貨店を中心に展開している。

    

画像:シャンプーは頭皮の状態に合わせて「かなりベタつきやすい」「ベタつきやすい」「乾燥しやすい」の3種類が展開されており、コンディショナーはどのタイプの頭皮でも使えるものとなっている

シャンプーは頭皮の状態に合わせて「ストロングオイリー」「オイリー」「ドライ」の3種類、トリートメントはどのタイプの頭皮でも使える「パックコンディショナー」を展開。一番人気のシャンプーは「オイリー」だそうだ

 

 

⬛2005年の発売以来、毎年リニューアルをするその理由とは?

 

「実は『スカルプD』を発売する前、2001年にクリニック専用シャンプーとして原型となるものは発売しておりました。そこから一般消費者向けに初代『スカルプD』が開発されます。発売から13年、『アンファー』独自の研究のほかに、AGAクリニックの協力のもと170万件の臨床データを得て、商品の改良を続けております」

 

膨大な臨床データを扱えるというのは、それだけ「アンファー」が医師から信頼されている証拠。それは、今年で30周年を迎えた企業が常に医療に特化して歩んできたからに他ならない。12回もリニューアルをする必要があったのは、AGA(男性型脱毛症)がまだ完全には解明されておらず、毛髪の研究が日進月歩だからだ。では、13代目はどのような進化をしたのだろうか?

 

⬛頭皮を厚くすることに着目したのが13代目の特徴

 

「クリニックの研究で薄毛の人の頭皮は、健常な人の頭皮に比べて薄いということが分かりました。そこで頭皮の厚みに着目したのが13代目です。

 

僕たちは頭皮を畑に置き換えて考えているのですが、厚い土壌のほうが根っこが深く成長できますよね。髪の毛も同じで、成長するときに毛根が頭皮に潜り込んでいくんです。ならば、頭皮を厚くすれば毛根が深く潜り込んで抜け毛を減らせるのではないか、というわけで13代目には頭皮を厚くする成分を入れています」

 

話をお伺いしながら、『For M』取材班は自分たちの頭皮を触ってみた。正直、厚いのか薄いのか分からない……。

 

「健常な人の頭皮は厚いのでよく動きます。逆に、頭皮がほとんど動かない人は薄いのです」

 

とりあえず動くので安心したが、油断は禁物である。毛髪診断士の長内さんはお客様の頭皮を見て、頭皮の色、脂の量、毛穴から生えている毛の本数で、頭皮環境が健康かどうかが分かるという。

 

「健康な頭皮は青白く、ひとつの毛穴から3本ほど毛が生えているのがベストですが、頭皮の色が赤や黄色であったり、毛穴から1~2本しか生えていないという状態の場合は要注意です。

 

また、髪の毛が一本でも抜けると薄毛を心配する人がいますが、男性は一日80本ほど抜けるのが通常なので安心してください。抜ける本数が150本ほどに増えてきたら危険信号ですね」

 

そもそも遺伝の影響が強いと言われるのがAGA。AGAと遺伝の関係、その大きな壁に「スカルプD」はどのように対抗していくのか。次ページではその意気込みを聞いた。

 

≫≫ハゲは「AGA」という病気。病気になる前に、自宅でできるケアを

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