連載
消えたオトコ社会 生きづらい世界で俺たちは

たいして稼げていないなら、好きな仕事をしたほうが良い

アダルトビデオ業界で絶大な知名度を誇るAV監督・二村ヒトシ。数多の女性たちと文字通り“裸の付き合い”をしてきた彼ほど、オンナの本音を知る者はいない。“男でありながら女性の代弁者”として、オトコとオンナ、それぞれの本音を覗いてきた二村がたどり着いたのは、「男も女も微塵も差がない」ということだった。

 

本連載では、AV監督という肩書きを持ちながら、ジェンダー論を展開する二村が各界のキーパーソンを訪ね、現代人の隠れた真のジェンダーの正体を探っていく。

 

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前回の対談では、自己評価と他己評価について語り合った。「自分の評価を知るためには、他己評価がすべてだ」と語る下田美咲。そして今回、下田は「社畜は才能」と話し、我々サラリーマンのメンタルを揺るがす内容となった。

 

学校卒業後、会社に入り定年までおよそ40年間を労働に割く男がマジョリティの社会で、男には働くしか道は残されていないのか?

 

≫≫男には「働かない」という選択肢がほとんどない

 

 

撮影:山田英博 文:富山英三郎

二村ヒトシ(にむら・ひとし)

アダルトビデオ監督

二村ヒトシ(にむら・ひとし)

1964年、東京都出身。慶應義塾大学を中退後、AV男優から監督に。痴女やレズビアン、女装子、ふたなり等ジェンダー(性的な役割)を越境する作風を得意とし、メーカー「MotheRs」「美少年出版社」を主宰。『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』『すべてはモテるためである』(ともにイースト・プレス)など、恋愛関係の書籍も多数ある。働く女性のための結婚相談サービス「キャリ婚」にて、現在恋愛相談を行っている。

下田美咲(しもだ・みさき)

タレント

下田美咲(しもだ・みさき)

1989年、東京都出身。13歳の頃からモデル、タレントとして活躍。大の飲み会コール好きと公言する下田は「YouTube」に飲み会コールの動画をアップし、1000万回再生を突破した。その後も活躍の幅を広げ、今ではコラムニストとしても高い評価を得る。WEBマガジン『cakes』での連載は奇抜ではあるが納得してしまう独特の恋愛観が共感を呼び、会員制サイト『note』に投稿した『管理食note』『美肌note』には根強いファンを生んだ。また、書籍『新型ぶりっ子のススメ 彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略』(KADOKAWA アスキー・メディアワークス)も出版。こちらも3刷重版出来となるほどの人気を博している。

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