連載
ビジネスマンたちよ、ワイルドサイドを歩け――蛭子能収【第3回】

人生いろいろ、ゴールもいろいろ。結局は“自分にとって”何が大事かってこと

【質問6】
正直なところ、自分の幸せだけではダメかもしれない……蛭子さんがそんな悩みを持っているとは大変失礼ながら想定しておりませんでした。ズバリ、今、この時点で蛭子さんの「人生充実度」「喜びゲージ」は何%くらいですか?(For M編集部)

 

蛭子:30%……くらいかな?

 

──そ、そんなに低いんですか!?

 

蛭子:もちろん、これからの人生、このパーセンテージをもっともっと上げていきたいとは思っていますよ。

 

──そのためには、何が必要なのでしょう?

 

蛭子:まず、お金は必要ですね。それと、女房と上手く会話ができるか、説得できるか。俺の場合、女房に「競艇に行くな!」って言われたら、性格的に拒否してまで行くことはできませんし、その手の小競り合いをうやむやにするテクニックとかも全然分からない。年月を重ねて、女房が寛大になってくれるのをひたすら待つしかないです……。

 

──なかなか気の長いお話ですね(笑)。ある意味、「無我の境地」とも呼べる……。では、最後に。悩めるビジネスマンが多くを占める『For M』の読者に向けて、何か一言お願いします。

 

蛭子:一言、ですか……(長考)。

 

結局はお金がないと人間食っていけないので、労働に対して、できる限り「この仕事は向いていない!」「つまらない!」……といった自己主張や不平不満を持たず、とりあえずは「オレはその職場でお金をもらっているんだ」ってことを再認識すること。「俺はこんな仕事だけど、そこからこれだけのお金を稼いでいるんだから、それでいいや」と、なるべく自分を肯定するように生きていけば、皆さん少しは楽になれるのではないでしょうか?

 

──蛭子さんならではの素晴らしい一言です! ありがとうございました!!

 

蛭子さんだって、やりたいことに迷っている。それでも「人生の喜び」のパーセンテージを地道に上げていきたいと、秘やかな「野心」を抱いている。そして、「笑って楽しく生きる」ために必要なのは「お金」と「女房の理解」であり、「仕事の成功」では決してなかった。

言うまでもなく、これはあくまで蛭子能収個人にとっての“幸せ要素”の優先順位であり、この序列は人によって違ってくる。

あなたの人生にとって一番大切なものは?──そこさえ明確にすれば、今の自分が何にこだわり、何を捨てて行動すべきかが、おのずと分かるはずだ。

 

>>【第1回】蛭子能収のKY論はこちら

>>【第2回】蛭子能収の仕事論はこちら

 

 

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この情報は2016年10月26日現在のものです。

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