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ビジネスマンたちよ、ワイルドサイドを歩け――蛭子能収【質問1】

人生いろいろ、ゴールもいろいろ。結局は“自分にとって”何が大事かってこと Vol.1

【質問1】
周囲からしょっちゅう「お前はKYだ!」って言われるんですけど、僕にはそう言われる理由がさっぱり思い当たりません。蛭子さん、僕はどうすれば良いのでしょうか……。(33歳:男性/自動車販売)

 

蛭子:この人は、俺の予想だと「余計なこと」をし過ぎじゃないのかな?

 

──「余計なこと」とは?

 

蛭子:「おせっかい」もそのひとつだし……。たとえば、社長がいて、社長が何も言っていないのに、「雨が降りそうだから、傘持って行ってください」とか……。俺なら、そういうことは絶対にしません。

 

──それはなぜ?

 

蛭子:だって、「アイツ、相手が社長だからゴマすってるな」と、みんなに思われそうで……。

 

──(爆笑)つまり、蛭子さんなりに「空気を読んでいる」と?

 

蛭子:かもしれませんけど……俺、本来はすごく苦手なんですよね、空気を読むことが。空気を読もうとしたらなんにもしゃべれなくなっちゃう。でも、一言もしゃべれなかったら「芸能人として使えないヤツ」になってしまうじゃないですか。

 

(しゃべれないときは)プロデューサーが「なんだ蛭子、全然ダメじゃん!」なんて思っているんじゃないか……と、いつもドキドキします。で、実際ほとんどしゃべれなかったときは、家に帰ってからも相当落ち込みます。かといって、あんまり饒舌にしゃべりすぎても、共演している芸人さんとかから嫌われそうで……。その加減が難しいですね。

 

──そのような状況下で蛭子さんが得た“処世術”を教えてください。

 

蛭子:「あまり空気を読まず、好きに振る舞っていればいい」ってこと……かなぁ? たまたまテレビの世界では、そんな俺のことを皆さんがイジってくれますし、その方が人生も楽しいですし……。

 

──だから「お葬式で笑ってしまう」「ご当地番組でカレーライスを注文してしまう」……みたいなエピソードが次々と世に出るわけですね。一歩間違えたら「人に嫌われかねないギリギリのライン」ではありますが(笑)?

 

蛭子:たぶん「人に好かれたい」という気持ちが薄いんでしょうね。ただ、自分に関しては、普通にやっていると人には好かれるような気がするんですよ。

 

──……それは空気を読むということが馬鹿らしくなってきますね(笑)。

 

>>【質問2】飲み会に行きたくないとき、蛭子能収はどう切り抜ける?

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