連載
熱男式! 着こなしの“王道セオリー”実践講座 vol.13

ビジネスマンを虜にする、“全天候カバー”タイプの濡れない・ムレないドレスシューズ

濡れたジャケットならオフィスでも乾かせるが、靴はそうはいかない。だから、雨でも安心して履ける革靴を一足は持っておきたい

 

梅雨から夏にかけては、ビジネスシーンで履く靴の選択に困り、憂鬱だ。雨で足元が滑りやすく、靴の中は湿気でムンムン、しかもここ数年はゲリラ豪雨が突如激しく襲いかかる始末だ。ずぶ濡れの靴がひと晩で乾くはずもなく、「いったい、雨用の靴が何足いるの?」と嘆きたくもなる。

 

そんな状況への模範解答が、「マドラス」のこの2足。これらは、防水性と透湿性を両立し、絶大な支持を得るGORE-TEX®フットウェアの最新スペック「GORE-TEX®SURROUND®プロダクトテクノロジー」を採用したモデルなのだ。従来品との決定的な差は、アッパーのみならず、中底と外底に大きな通気孔を設けたこと。つまり、靴の中の湿気をアッパーと底面の双方から逃がし、ドライに保つ威力を足全体で“サラウンド”に実感できるようになったわけだ。外底に穴が開いていても、GORE-TEX®フットウェアのもう一つの特徴である防水性にはまったく影響しないのでご安心あれ。

画像:2枚目

写真上の「madras Walk(MW5609S)」は、ブラックとブラウンの2色展開。写真下の「madras(M720S)」は、ブラック、ダークブラウン、ライトブラウンの3色展開。どちらもヒール交換可能で長く履ける

 

どちらもビジネスマン必携の内羽根式のストレートチップで、「madras Walk(MW5609S)」(写真上)は全天候型シューズとしての実用性とリーズナブルな価格がありがたい。一方、「madras(M720S)」(写真下)は、同社が得意とするイタリアンテイストを巧みに採り入れた造形美が際立っている。ともに底付けはセメント製法だが、これは外底の縫い目から雨が靴に染み込むのを防ぐための、あえての選択である。この製法により、「GORE-TEX®SURROUND®フットウェア」の圧倒的な機能性がより確実なものになるのだ。

 

GORE-TEX®フットウェアには独自の品質基準があり、ゴア社の認可を受けた限られた工場でしか生産ができないため、多くの靴メーカーが使いたくてもなかなか使えない素材だ。国内の紳士靴メーカーで認可されている数少ないブランドのひとつが「マドラス」である。これは、1921年に創業した我が国有数の歴史を誇る靴メーカー「マドラス」の、高い技術力と品質管理能力を証明していることにほかならない。

 

雨の日であれ、蒸し暑い日であれ、快適度抜群のこの2足は絶対に手、いや“足放せなくなる”こと確実。従来の革靴ではご法度の連日装用も難なくこなせるので、出張用としても最適だろう。

 

 

DATA

【写真上】「madras Walk(MW5609S)」/2万1600円(税込)

【写真下】「madras(M720S)」/3万4560円(税込)

問い合わせ先:マドラスお客様相談室

TEL:0120-30-4192

URL:http://www.shoe-style.jp/ ※外部サイト

 

 

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飯野 高広

靴 ガイド

飯野 高広

大学卒業後、扱う商品も社風も大変カタい某大手素材メーカーに11年あまり勤務し、2002年に独立。出身がファッション業界でもマスコミ業界でもない、この分野では極めて異色の経歴を持つジャーナリスト。靴だけでなくスーツやコート、傘、それに鞄等メンズの服飾品全般が執筆分野。「身に付けている『人』を引き立たせ、一緒に歳を重ねて行けるモノ」を良品と考え、ユーザー目線で文にするのが特徴。TV番組「マツコの知らない世界」の靴磨きの回では案内役を務め、服飾系の専門学校で近現代ファッションの歴史の講義を持つなど、執筆以外にも広く活躍中。

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この情報は2016年6月18日現在のものです。

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