連載
名刺を捨てた女 #地球の広報・旅人・エッセイスト たかのてるこ

会社員時代には想像できなかった「夢の仕事」

■同じ地球で同じ時代を生きている仲間たち

 

たかのてるこの旅好きは、大学生時代に香港、シンガポール、そしてインドを一人旅したことから始まる。

 

「小学校時代は、本当に気が弱くていじめられっ子でしたし、もともとかなりの小心者。そんな自分を変えたくて、ありったけの勇気を振り絞ってアジアへ一人旅に出かけたんです――そこで出会ったのは、日本とまるっきり違う別世界。右も左も分からない旅人に、現地で出会った人たちは本当に優しくて!」

 

ニュースで日々報道される世界は“恐怖”に満ちていたけれど、いざ行ってみると、世界は“人々の優しさ”に満ちていることを実感したのだ。

 

そして彼女がたどり着いたのは「みんな、同じ地球で同じ時代を生きている仲間なんだ!」ということ。

 

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■「地球の広報」は、かくして生まれた

 

「国をひとつのテーマパークと考えれば、世界に国は200以上あるので、地球はどデカいテーマパークなんだ! と思ったんです。初めて一人旅したとき、この世にこんなにも楽しい“参加型”の総合エンターテイメントがあるなんて! と目からウロコがボタボタ落ちました」

 

どんな学校よりも生きる術を教えてくれる「旅」に夢中になり、いつしか地球の素晴らしさを伝える「地球の広報」になれたら……という夢を抱く。会社員時代にもこの夢を少しずつ叶えてきたが、退社することで、ようやく堂々と「地球の広報」という肩書きを名乗ることができたのである。

 

 

≫≫≫人は自分で自分に「呪い」をかけている

 

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