連載
名作のDNAを受け継ぐ「セイコー プレザージュ」

さりげないゴールドは大人の品格を物語る

11月11日(金)に発売予定の「セイコー プレザージュ」セイコー自動巻腕時計60周年記念限定モデル

 

ゴールドの時計やアクセサリーと聞くと、反射的に嫌悪感を示す男は多い。すぐ思い浮かぶのはおそらくネックレスで、「自分は絶対しない」と固く誓っている男も少なくないはず。

 

にも関わらず、だ。歳を重ねると良くも悪くもゴールドが自然と“着こなせる”ようになってくる。それまで時計もバングルもベルトもシルバー一辺倒だったのが、ゴールドのアイテムを手にしたり身につけたときに、ふとその良さに気づかされる。万年筆のキャップのきらびやかな金色、ラウンドタイプのメガネのフレームにあしらわれたマットな質感のゴールド……アラサー以降の大人であれば、そうしたモノたちが自然と肌に馴染み、さりげないアクセントとして機能してくれる。腕時計も同じで、ケースそのものがゴールドだと少々ハードルは高いが、たとえばインデックスにゴールドがあしらわれた時計であればほかのアイテム同様、着こなしの好アクセントになってくれるはずだ。

 

こう聞くと、ゴールドも案外良いかもしれない、なんて思ったりはしないだろうか? そんな読者の方に『For M』編集部がレコメンドしたいのが、間もなくリリースされる「セイコー プレザージュ」の限定モデル。着こなしにゴールドを、と考えている男性必携の一本になりそうだ。

 

◆国産初の自動巻腕時計「オートマチック」がベースに

画像:2枚目

1956年に発売された「オートマチック」。国産初の自動巻腕時計として注目を集めた

 

ご覧の通り、ルックスはスタンダードなドレスウォッチ。どことなくアンティークな風合いを感じさせるのは、この時計が1956年に「セイコー」が発売した国産初の自動巻腕時計「オートマチック」をイメージソースにしているからだ。当時「自動巻」は画期的な機能として世の男たちを熱くさせた。その証拠に、一般的な手巻腕時計が4000円台だった時代に「オートマチック」は1万3000円以上する高価な代物だったにも関わらず、感度の高い大人たちから絶大な支持を得た。この時計がその後の自動巻腕時計普及に大きく貢献したことは言うまでもない。

 

“初代”へのオマージュは「セイコー プレザージュ」のディテールにも散りばめられている。初代を想起させるカーブダイヤルは外に向かってゆるやかな弧を描き、針の先端部分は「曲げ針」という匠の技によって当時と同じハンドメイドの温もりを感じさせる。「セイコー プレザージュ」から伝わってくる“往時の面影”は、こうした職人の気の遠くなるような手仕事が息づいている証だ。

画像:3枚目

(左)「セイコー プレザージュ」のりゅうず部に配された「S」の文字。(右)「オートマチック」のダイヤルに記された「蛇S」

 

さらにりゅうずに刻印されている「S」の文字にも秘密がある。これは「オートマチック」のダイヤル部に印字されていた通称「蛇S(ヘビエス)」と呼ばれるクネクネしたSマークを模したもの。ノスタルジックな雰囲気を醸し出す心憎い演出が細部にまで行き届いている。

 

「オートマチック」をモダンにリファインした「セイコー プレザージュ」。インデックスに配されたゴールドのさりげない意匠と初代の古き良き面影がひとつになった時計は、オンオフ問わずどんなシーンでも静かに大人の品格を物語ってくれる。「オートマチック」が発売された年にちなんで1956本限定、手に入れて損はない一本だ。

 

文:飯田辰慶(For M)

 

◆DATA

「セイコー プレザージュ」セイコー自動巻腕時計60周年記念限定モデル

発売予定日:11月11日(金)

品番:SARW027(限定1956本)

希望小売価格:12万9600円(税込)

ケース:ステンレススチール

ケース径:(外径)40.5mm、(厚さ)13.1mm

バンド:クロコダイル

ダイヤル:アイボリー

裏ぶた:シースルー・スクリューバック

ムーブメント:メカニカルムーブメント(キャリバー6R27)、自動巻(手巻つき)、パワーリザーブ表示機能、日付針つき

防水性能:日常生活用強化防水(10気圧防水)

問い合わせ先:セイコーウオッチ(株) お客様相談室

TEL:0120-061-012

「セイコー プレザージュ」公式Webサイト: http://www.seiko-watch.co.jp/presage/

 

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この情報は2016年11月7日現在のものです。

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