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自動車写真家・小川義文さん監修「花の写真 FBグループ展」

大人たちを熱くさせる、小さなコミュニティからはじまった写真展

思考の引き出しを養うべく、休日にギャラリーや美術館に足を運ぶ方も少なくないはず。来る7月2日(木)から開催される「花の写真 FBグループ展」は、そんなインプットに勤しむビジネスマンにこそ足を運んでほしい。というのも、会社員や起業家、主婦らが撮った作品を、プロの作品と同じ目線で展示するユニークな試みで、我らビジネスマンにとって“身近”な写真展だからだ。

 

この写真展をプロデュースするのは、All Aboutで「車・写真撮影」ガイドを担当いただいている写真家の小川義文さん。出版やWebといったメディア界隈や広告業界では知らぬ人はいない、自動車写真のパイオニアだ。クルマという静物を撮り続けてきた小川さんが、今回なぜ「花」に着目したのか。それは先日リリースされたばかりの写真集「MOMENT OF TRUTH」がきっかけになっている。

 

以前ご本人に「なぜ花なのか?」をうかがう機会があったのだが、小川さんは「花は生活の中で身近にあるもっとも美しい被写体。花がいちばん美しく見える一瞬を、カメラに収めようと考えたんです」と答えてくれた。さらに、この写真集に収められているビジュアルはすべてコンデジで撮影、自宅の一角を使い、自然光で撮影したことも教えてくれた。つまり「MOMENT OF TRUTH」は作品集でありながら、コンデジさえあれば自分でも同じような絵が撮れることを教えてくれる“指南書”なのである。

画像:青いバラ

写真集をリリース後、コンデジでもこんな絵が撮れるの? 自分もやれるのでは? と、すぐに反響があったそうだ。その声を聞いた小川さんが考えたのは、Facebook上でグループを作ることだった。「花の写真 FBグループ展」(非公開)を立ち上げ、メンバーを募集したところ、すぐに25名の同志が集まった。

 

「グループに投稿された画像は2ヵ月でおよそ1000点になり、参加者たちはお互いの写真を見せ合い、よい作品が撮れれば褒めあう。そんな状況が日常的になり、同じ志を持つ人との繋がり、そして写真を撮る楽しさをFacebookという場で感じてくれたようです」(小川さん)。

 

そう、この25名こそが今回「花の写真 FBグループ展」に出品する精鋭たちなのである。プロフォトグラファー8名、アマチュアが17名。世代は20代後半から70代までと幅広く、前述の通り、会社勤めのビジネスマンから起業家、クリエーター、主婦まで様々な職業の人たちが集まったのだ。

 

>> アマチュアの才能が開花する

この情報は2015年6月23日現在のものです。

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