連載
小銭で買えるシアワセ「GOOD DESIGN小物」vol.3

デザイン×機能をこの1本に。トンボ鉛筆「MONO zero」

子供の頃の刷り込みがあるのか、とにかく良く消えた記憶か、青と白と黒という配色だからなのか、トンボ鉛筆の「MONO」のデザインを見ると反射的にカッコいいと思ってしまう。そういう目で見るせいもあるとは思うけれど、あのMONOのデザインをベースに、スリムでシンプルな軸から2.3mmの極細の消しゴムが、ノックすると0.7mmピッチで繰り出される、その精密さが加わるのだから、もうカッコいいとしか言い様がないではないか!

 

消しゴムのような柔らかいもの、しかも極細に作られたものをノックで繰り出すスタイルに仕立てている、それだけでも「MONO zero」はスゴイのだ。それを実現するために、極細の消しゴムの根元にさらに細いプラスチックの棒を差し込み、その棒を使って消しゴムの出し入れを行うというアイディアも見事。そこから必然的にこの少し長いカタチが生まれ、「MONO」ならではの3色の配色が、スマートな軸にデザインされるというカッコ良さに繋がっている。

 

細い消しゴムが折れにくいように、と付けられた金属のパイプが少し長めに作られていることで、よりカッコ良く見えるのだけれど、実は消す場所の視界を確保するのに役立っている。だから見た目のみならず、この形状ならではの「精密に消す」ことがちゃんと実現されているのもスゴイ。

 

機能とデザインが密接に結びついてトータルで「カッコいい消しゴム」という、あまり今までになかった製品が出来上がる。「MONO zero」は、消しゴムを使わなくても手元に置いておきたくなるデザインと機能を兼ね備えてた逸品だ。

 

写真:佐山順丸

DATA

「MONO zero」
価格:(本体)378円、(替え消しゴム2本入)162円
問い合わせ先:株式会社トンボ鉛筆 お客様相談室
TEL:0120-834198
URL:http://www.tombow.com/products/mono_zero/ ※外部サイト

納富 廉邦

男のこだわりグッズ ガイド

納富 廉邦

「おとなのOFF」「日経トレンディ」「グッとくる文房具」「GetNavi」「夕刊フジ」などの雑誌をはじめ、書籍、ネットなど、さまざまな媒体で、文具などのグッズ選びや、いまおすすめのモノについて執筆。グッズの使いこなしや新しい視点でのモノの遊び方、選び方をお伝えします。

この情報は2015年3月31日現在のものです。

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