連載
Q. 40歳既婚者です。妻は5歳年下で、結婚して早6年が経ちます。
残念ながら子宝には恵まれておらず、妻もそろそろ高齢出産の年齢になるため、しっかりした検診を受けてから妊活を始めよう、という話を最近しております。

しかし、お互い仕事が忙しく、平日はすれ違いの連続。夜の営みは3ヵ月に1度あるかないか、というのが実情です。これでは子作りはおろか、夫婦生活すら危うい予感がしていた矢先、事件は起こりました。

先日、会社の同僚がハマっているという出会い系アプリ「Tinder」を見せてもらいました。このアプリ、アメリカでは“カラダの関係”を求めるツールとして人気を博しているとのこと。

「Facebook」のアカウント連携が前提となるので、信頼性が高く、いわゆる数多ある「出会い系サービス」とは一線を画している印象です。女性ユーザーの多くは外国人男性と出会いたいのか、英語でプロフィールを書いている子が多数を占めているそうです。

仕組みは簡単で、自分のご近所にいる異性ユーザーの顔写真を見て、「好き」か「嫌い」かをスワイプでジャッジしていくもの。

酒を飲みながらだったので、僕も友人のスマホを借りてスワイプしまくっていたら、なんと妻の写真が現れたのです!

妻の写真は「Facebook」のそれと同様。プロフィールには英語で、自分の趣味や飲み友達が欲しいといったことが書かれていました。既婚であることは明記しておらず、どうしても不純な目的で利用しているんじゃないかと勘ぐってしまいます。

友人には気づかれないように、そっと「嫌い」を選択しましたが、このことは妻に詰め寄ったほうが良いのでしょうか? 見なかったふりをしたほうが良いのでしょうか? アドバイスをお願いします。

(40歳/会社員/大五郎)

まずは嘘をついて写真を整理してみて

A.藤田先生がアンサー

 

出会い系アプリへの登録。考えられるのは、ざっくり3つのパターンではないでしょうか。

 

1.仕事関係で仕組みを知っておきたい、トレンドを押さえておく必要があった、友達の彼氏がハマってしまったのでどんなものか知ろうとしたなど、主に調査目的の利用

 

2.相談者さんのケースのように友達が見せてくれて、その場のノリ、好奇心などで登録だけしてしまったケース

 

3.ズバリ出会い目的の利用

 

奥様の場合も、このどれかにあてはまると仮定してみましょう。

 

調査目的に利用しただけであれば、聞いてみれば、ためらうことなくその理由を教えてくれると思います。相談者さんの悩みもスッキリ、奥様も疑いが晴れてスッキリですね。

 

登録だけというのも、特に問題はないように感じます。相談者さんも友達に強く勧められたといった状況だったら登録くらいはしたかもしれませんよね? そこには必ずしも浮気心があるとは限らないと思います。ただ心配したことは事実なわけですから、さっさと削除してもらうのが良いでしょう。

 

出会い目的の場合、これはちょっとやっかいです。女性の場合、男性と違って、浮気をするときは遊びではなく……。出会い系アプリを使っているくらいですから、男性的な浮気をするタイプなのでしょうが、それにしても夫婦関係の危機かもしれません。

 

女性の35歳というのは、容姿が良ければまだまだモテます。市場価値、結婚6年目ということ、セックスレスなどを考慮すると、かなりヤバイ状況だと思われます。出会い系アプリの問題なんて、しょせん枝葉のこと。根本的な部分を解決したほうが良いのではないでしょうか。とはいっても慌ててセックスの回数を増やそうとしても改善しません。

 

相談者さんがすべきなのは「絆」を感じさせる作戦です。これまでともに過ごしてきた時間、共有した思い出、経験などがいかに素晴らしいものなのか、もう一度思い出してもらうよう仕向けましょう。

 

まずやってほしいのは小さな嘘をつくことです。例えば、「知人の奥さんがガンだとわかった」「取引先の人が離婚した」でもいいです。

 

「今日会社で最期の晩餐に何を食べるかという話題になって、そこから最期の1日に何をしたいか考えたんだけど、やっぱり最期の1日はキミと普通の1日を過ごしたいと思ったんだ。側に居すぎて気づかなかったけど、俺にとってやっぱりキミは特別なんだよな」的なストーリーも良いでしょう。奥さんの大切さに気づく出来事があったのだということを伝えましょう。

 

次にやってほしいのは2人の写真の整理です。撮りっ放しでPCやスマホに入っている写真があれば整理しましょう。できればこのとき、奥さんに一緒に見てもらうといいですね。

 

気に入ったものはプリントして、アルバムに。2人で作れば楽しさも倍増です。アルバムを選んだり、説明文をつけたりといった作業は、なかなか良いものだと思いますよ。

 

特に気に入った写真は、奥さんに内緒で相談者さんのスマホの待ち受けにします。恋愛アプリを入れているような人は、パートナーのスマホをそっと覗く確率が高いはずなので、スグに気づいてもらえます。そんなことくらいでと思うかもしれませんが、奥さんが浮気をしている場合、こういった作業は、心理的負債感を感じてもらう、かなり強力な作戦となります。

 

並行して、奥様への感謝の気持ち、大事に思っていることを口に出すというのをやってみてください。人間の致死率は100%、最期の日がいつくるか分かりません。そこに気づいたあなたは、奥さんに優しい言葉をかけるのです。寝る前、朝出かけるときなど、1日2回を目標にやってみてください。

 

女性は浮気心よりも絆を大事にするイキモノ。よっぽどのことがない限り、この作戦で軌道修正できると思います。一時的には。

 

ベストを尽くした後も新しい異性への興味がなくならないようであれば、別の人生を考えたほうが良いかもしれませんね。40歳、バツイチはモテますよ。

 

 

>>この連載のトップに戻る

 


 

★★★「熱男のお悩み相談室」―リアルなお悩みを募集中!★★★

藤田さん、武田さんにアンサーしてもらいたい、そんなあなたの“お悩み”を聞かせてください。採用者全員に「Amazonギフト券」(1,000円分)をプレゼントします。詳しくはコチラから!

 

▼多忙な毎日の熱量補給に。~For M「メルマガ」配信中

キーパーソンのインタビュー、ファッションTips、美女ギャラリーなど、最新コンテンツの更新情報&編集部が厳選したヒット記事を毎週お届けしているFor Mの「メルマガ登録」はコチラから!

藤田 尚弓

話し方・伝え方 ガイド

藤田 尚弓

交渉・コミュニケーションの講師として、一部上場企業や大学などで登壇。ライフワークとして歴史上の悪女の研究を行なっており、テレビ出演やコラム連載など多彩なキャリアを持つ。株式会社アップウェブ代表取締役、早稲田大学オープンカレッジ講師、悪女学研究所所長、日本社会心理学会会員。「悪女の仕事術」「NOと言えないあなたの気くばり交渉術」「悪女の恋愛メソッド」「銀座で学んだ稼ぐ人のシンプルな習慣」著者。

この情報は2017年5月28日現在のものです。

TOP