連載
Q. 同年代の彼女の金銭感覚について悩んでいます。半年前から同棲をはじめたんですが、家電や家具はお互いひとり暮らしで使っていたものはすべて捨てて、新品を購入しました。といっても、彼女のほうが年収がだいぶ上(おそらく200~300万程度)なので、「私が買うから大丈夫」と、ほぼ一式揃えてくれました。

付き合って1年半ちょっと、その間も彼女が知っているレストランに行こうと足を運ぶと、かなり高級な雰囲気だったりと、なんとなく自分とは「住む世界が違うのかな」と感じたことはあるんですが、彼女はまったく気にしていないようです。

自分の中では結婚を前提に付き合っていきたいと思っているのですが、たとえば子どもが生まれて彼女が産休で収入がないときに、僕だけの収入で高級レストランやショッピングなど、彼女のリクエストに応えられるのか正直かなり不安です。このズレをどうやって埋めていくべきか、アドバイスをお願いします。(33歳・人事)

収入格差を埋める、“パン”と“きびだんご”

A. 藤田先生がアンサー

 

残念ながら今の日本は、平均的な収入のサラリーマンが生きていくには厳しい国になってしまいました。子供の養育費と教育費は一人あたり約3000万円、老後の費用は約8000万円。そんなにかかるのに、平均年収は伸び悩み、増税の影響で手取り収入は減少。こんな状況で、稼ぎ力のある彼女を持っている熱男さんはとてもラッキーですね。なんとしても伴侶として繋ぎとめるべきではないでしょうか。

 

金銭感覚の差を埋める。そんなできるかどうかわからないことを試みて、別れのリスクを増やすより、彼女をサポートし結婚にもちこんだほうが得策では? 稼ぎ女子を伴侶にする切り札として、お姉さんは料理教室に通うことオススメします。

 

たかが料理と侮るなかれ。イエスキリストも自らの手でパンを分け与え心を動かしました。桃太郎も、きびだんごを自分の手で与えたからこそ、命がけの鬼退治に同行してもらえたのです。熱男さんも、疲れ果てて帰ってくる彼女に、自らの手で食事を与えましょう。資産や家柄という切り札がないのであれば、これしかありません。効きます。

 

彼女の浪費(?)は必要経費と目をつぶってあげて。30代前半の女性の平均年収は294万円、独身女性の実に3分の1が貧困という厳しい状況の中、彼女は一般的な女性の倍は稼いでいます。そこには人知れない苦労があって当然。ストレスの緩和やモチベーションに繋がるのなら安いものだと思います。

 

料理でサポートとか浪費に目をつぶるとか。一般的な「あたりまえ」に縛られず、器の大きさを見せるのは難しいですよね。でも伝統的な性役割や家族の在り方にこだわって世帯年収を減らしていいほど、日本は住みやすい国ではありません。チーム戦で生き残ることを考えましょう。

 

数年前の話になりますが、女性社長仲間6人でランチをしたことがあります(お姉さんも会社経営者です)。話をしていてわかったのは、6人中4人が、旦那さんがサポート役で無職だったこと。まるで鵜飼だと笑いましたが、そんな形態もあっていいのでは?

 

もちろん熱男さんには、「金銭感覚の合う、収入の低い女性を見つける」という選択もあります。年齢別貧困率のデータから推測するに、平均寿命まで生きてしまうことは、もはやリスク。そんな状況で低所得の扶養家族を持つのは地獄の入り口としか思えませんが、プライドをもって地獄に入る男性もまた魅力的かと。熱男さんの幸運をお祈りします。

 


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藤田 尚弓

話し方・伝え方 ガイド

藤田 尚弓

交渉・コミュニケーションの講師として、一部上場企業や大学などで登壇。ライフワークとして歴史上の悪女の研究を行なっており、テレビ出演やコラム連載など多彩なキャリアを持つ。株式会社アップウェブ代表取締役、早稲田大学オープンカレッジ講師、悪女学研究所所長、日本社会心理学会会員。「悪女の仕事術」「NOと言えないあなたの気くばり交渉術」「悪女の恋愛メソッド」「銀座で学んだ稼ぐ人のシンプルな習慣」著者。

この情報は2015年2月16日現在のものです。

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