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Q. 41歳、会社員です。女性の気持ちを教えてください。

知り合いにいつもセクシーな身なりで、メッセも親密な感じの女性がいます。ぶっちゃけ私のことを好きなのでは? と思います。

私はなんとなく相手を決めかねフラフラと生きてきて未婚です。相手は僕と同い年で、バツ1ですが子どもはおらず、付き合っても特にお互い問題はありません。

先日、彼女と一夜をともにする機会がありました。体の相性も良く、以前より彼女のことを意識するようになりました。

が、彼女に本当に気があるのか分かりません……。彼女はオープンな性格ですし、誰に対してもこんな感じなのかもしれません。変に思いを伝えて「は? 勘違いしないで」なんて言われたら、後悔してもしきれません。彼女といて楽しいので、僕はお付き合いできればいいな、と思っています。それに歳も歳ですし、彼女との結婚も視野に入れています。

普段から親しく、セックスまでする仲ですが、付き合っていないこの場合、女性の心理はどうなっているのでしょうか? また、この年齢からの恋愛ってどうなのでしょう……。心のどこかで躊躇してしまいます。

質問ばかりですみません……。武田先生、助けてください!

(41歳の純情/41歳/会社員)

失うものなんて今さら何もないでしょ!

A.武田先生がアンサー

 

彼女の気持ちを推測してみます。

 

case1: 既に付き合っていると思っている。

case2: 体の関係があるだけでなんとも思っていない。ただの暇つぶし。

case3: あなたがケジメをつけてくれさえすれば、付き合ってもいいと思っている。

 

 

case1だった場合、おめでとうございます! お二人は相思相愛。まぁお互い40代の大人です。学生のように、「好きです」「お付き合いしてください」と改まるのも照れくさいもの。言葉にしなくても、定期的に連絡をとり、週末は食事をしてどちらかの家に泊まるといったサイクルが固定化しているならば、彼女が「付き合っている」と認識していても不思議はありません。

 

でもこのケース、その女性がモテる方である場合はハズレの可能性が高いかも。男性経験に乏しい女性なら、肉体関係を持ったことへの自分、相手への責任感から、この関係性を「付き合っている」と定義したがるかもしれませんが、彼女は日頃から男性を挑発する装いで異性に対しても積極的。だとすると、こんな中途半端な関係に固執しているとも思えません。

 

そうなると、浮上するのがcase2:「ただの暇つぶし」疑惑です。あなた以外にも、デートや楽しい夜を過ごす相手がいる可能性は否定できません。

 

男性に、「セクシーな身なりで、メッセも親密な感じ」と言わしめる女性って、女性から見ても笑っちゃうくらい分かりやすく「モテ」や「色気」を意識して行動しているはず。同性の目よりも異性ウケに振り切る潔さ、欲望への真っ直ぐさを持ち併せた女性が、自由を謳歌できる今の状況で、あなただけに一途である理由はどこにもありません。

 

ましてやあなたは煮え切らず、将来を約束してくれるわけでもない。彼女にとって長期的に付き合うメリットはないので、このままあなたが貝のように黙って様子を伺っていたところで、事は進展しないのでは。

 

だからといって、あなたが彼女にとって恋人として論外かと言えばそれも違います。安心してください、恋人へ昇格するチャンスはあります!

 

それが、case3:「あなたの行動次第では付き合ってあげてもいい」と思っているパターンです。ポイントは、彼女があなたより「立場が上である」ということ。彼女はあなたに「懇願されて付き合った」という状況を望んでいるのです。

 

どんなに魅力的な女性でも、年齢を重ねれば未婚の異性の数が圧倒的に少なくなるので、若い頃と比べて異性との出会いは減ります。ましてや、「理想の相手」に巡り会える可能性は低くなります。

 

しかも彼女はバツイチ。結婚の難しさを知り、長く一緒に生活するために相手に求める条件が、実は若い頃より増えているのです。誰でもいいとはいかないものの、現実を見れば選り好みできる状態ではないのも確か。手近な選択肢の中から最善のカードを引き、落ち着いた幸せを手に入れたいというのが彼女の本音なのではないでしょうか。

 

ここで重要なのが、彼女の自尊心をくすぐること。彼女は、自分からアプローチしてまであなたと付き合いたいとは思っていません。若い頃はそれなりにちやほやされたのでしょう。過去の栄光への矜持もあります。

 

ところが、市場が縮小した今は、若くて選びたい放題の頃には決して選ばなかった「あなた」というカードが目の前にある状態。自分からお願いして付き合うのはプライドが許さないけれど、自分にベタ惚れで、将来も約束してくれるのであれば、多少格下(失礼!)の相手であっても自尊心が保たれるというもの。

 

いずれのcaseにせよ、あなたが彼女に思いを伝えて突っぱねられる可能性は極めて低いのではないでしょうか。仮につれない返事だとしても、「どうしようかな〜」と相手を焦らすポーズなだけです。聞き流してアプローチしましょう。

 

ぐずぐず考えても何もしなければ恋愛成就の可能性はゼロのまま。失うものなんて今さらないでしょう。

武田 尚子

恋愛 ガイド

武田 尚子

1980年代生まれ。大学在学時代、コラム執筆。卒業後、某企業の総合職として勤務。都会で働く強くなりすぎた女子、早々にリタイヤした勝ち組女子、男子の本音など、東京のリアルな恋愛模様への知見を活かすべくコラムニストとしてデビュー。

この情報は2016年12月3日現在のものです。

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