連載
Q. 武田先生、初めまして。いつも楽しく読んでおります。旦那の趣味について相談させてください。

私は32歳、旦那は35歳です。旦那とは3年間交際してから結婚し、現在2ヵ月目です。

旦那はぬいぐるみが大好きなようです。ある日、私が買い物から帰ってくると、テレビを見ている旦那の小脇にボロボロのうさぎのぬいぐるみがひとつ。

家の中でしたし、そのときはあまり気にしませんでしたが、だんだんと旦那がぬいぐるみを持っている頻度が高くなりました。今では家にいるときは必ずぬいぐるみを持ち歩いていますし、ときおり、何か話しかけているようなので怖いです。

旦那の大切なものだとは分かっていますが、ボロボロで汚いので以前捨てようとしたことがあります。そのとき、私には烈火のごとく怒り、ぬいぐるみには泣きながら謝っていました。そんな旦那を見たのは初めてだったので、驚いて捨てるのを諦めました。

ぬいぐるみへの異様な執着を見ると、私はとんでもない人と結婚をしてしまったと後悔するばかりです。なぜ私は3年間も付き合っていて、気づけなかったのでしょう……。

この先、気持ち悪い趣味を持った旦那と何十年も生活していかなければならないのかと思うと、夫婦生活を続けていく自信を持てません。幸い、まだ子どもがいませんし、お互い年をとってしまう前に、離婚したほうがいいのでしょうか。

(ツマ/32歳)

誰しも人に言えない恥ずかしい癖は持っているもの

A.武田先生がアンサ

 

なるほど、確かにいい年したおじさんがうさぎと小声で会話していたら、普通の人はギョッとするかもしれません。

 

でも、普通ってなんでしょうね。人間誰しも、人からは理解され難い習慣や、癖を持っているものではないでしょうか。

 

先日テレビで某アイドルが、手の爪を噛む癖があって、最終的には手では飽き足らず、足の爪も噛んでいたというなかなか攻めたエピソードを披露していました。このように、誰しも皆ひとつやふたつ、人には言えない秘密や恥ずかしい癖があるような気がします。

 

その前提に立ったとしてお話しましょう。

 

仮説1. 映画『TED』のように、ツマ様の旦那様とそのうさぎは言葉が通じる

この場合、「私にもあなたのお友達紹介してよ!」と、とにかく明るく切り出してみるのはいかがでしょうか。運がよ良れば普通の人ではなかなか体験できない、ぬいぐるみと会話することに成功するかもしれません。その際はぜひ、『奇跡体験! アンビリーバボー』にご投稿ください。

 

仮説2. 日々の鬱憤をうさぎに聞いてもらって解消している

辛い現実から逃避するために、別人格を作り出してしまうという解離性同一障害ではありませんが、旦那様がうさぎに話しかけることで、心のバランスをとっている可能性はあります。

 

ストレス解消の方法は人それぞれ。人に思い切り愚痴ってスッキリする人もいれば、お酒や食事、買い物や性欲を満たすことで折り合いをつける人もいます。それがたまたまツマ様の旦那様の場合、うさぎ先生にカウンセリングしてもらう方法だったと。旦那様がうさぎに向かってブツブツ言っていたら、「何話してるのー?」と、空気を読まずに話に割り込んではいかがでしょうか?

 

そこでツマ様のことを無視して、ひたすらうさぎにブツブツ念仏を唱えていた場合は危険信号。うさぎに盗聴器をつけて会話の内容を解析し、病院でプロの手を借りて対処しましょう。

 

仮説3. 旦那様の特別な思い出が詰まった品である

大切な人にもらったものだったり、大切な何かの代わりに側においてあるものだったりするかもしれません。ツマ様は不気味がらずストレートに、「いつも持ってるそれ、何?」と聞いてみてはいかがでしょうか?

 

「案ずるより産むが易し」で、真実が分からないから無駄に気持ち悪さや恐ろしさが募るのです。あの『スヌーピー』のライナスにとっての安心毛布だと分かれば、「おっさんがうさぎとか気持ち悪ーーっwww」とイジることもできるし、旦那様も開き直るきっかけができます。「これがなきゃ眠れないんだよっ!」と照れながらも素直に告白してくれれば、うさぎ好きのおじさんキャラが確立し、ネタにすれば夫婦間の会話のバリエーションも広がり、家庭のおもしろさは倍増です。

 

3年間も交際して旦那様の問題行動や異常な性癖に気づかないほど、ツマ様が抜けている女性だとは思えないのです。なんとなく文面から、旦那様は優しく穏やか、慎重で責任感のある方なのかなという印象。きっと交際中はツマ様を大切にしてくれたし、むしろ嫌なところなどほとんどなかったのでは? だからこそ、知らない旦那様の姿に戸惑いも大きいのかもしれません。

 

ゆえに、うさぎ問題を夫婦の問題に拡大解釈するのは性急な気がしますよ。大げさに心配するよりも、まずは事実確認から。うさぎについて旦那様と会話してみてください。でももし、旦那様がうさぎプレイを強要してくるようであれば、“月に代わってお仕置き”ですけどね!

 

 

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武田 尚子

恋愛 ガイド

武田 尚子

1980年代生まれ。大学在学時代、コラム執筆。卒業後、某企業の総合職として勤務。都会で働く強くなりすぎた女子、早々にリタイヤした勝ち組女子、男子の本音など、東京のリアルな恋愛模様への知見を活かすべくコラムニストとしてデビュー。

この情報は2016年9月17日現在のものです。

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