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Q. 今年40になります。30を迎える際は自分のことしか考えていなかった気がするのですが、40となるとリーマン人生スタートから約20年の節目であること、人生の“上期”を終える感もあり、自分のことだけじゃなく周りにも配慮しつつ、より一層気持ちを引き締めていかねばと思っています。

仕事では周りから「もう40なんでしょ?」と見られると思うので、スキルや立ち居振る舞いまで、なるべくよく見られるように意識していこうと考えています。

そこで武田さんに質問なのですが、30代後半~40代前半の男性で「それ痛いよ!」って思う言動や行動はありますか?

かつて自分が20代だったころに痛いなって思う先輩がいたので、アレにだけはなりたくないな、と。痛くない40になりたいのでどうか教えてください。

(惑う中年さん/会社員39歳)

「仕事ができない」「ケチ」「人望が薄い」は“痛い40代“の十分条件

A. 武田先生がアンサー

 

いま、空前の「40代いい男バブル」だってお気づきですか?

 

西島秀俊、福山雅治、竹野内豊、堺雅人、藤木直人……なんだか名前を並べているだけで酔いそうな錚々たるメンツです。世の中がイメージする理想の40代ってこういう感じだと思います。

 

さらにそのもう一世代上である50代も最強です。佐藤浩市、堤真一、阿部寛、仲村トオル、唐沢寿明……。40代でさらに渋みを増し、絶対的存在感を纏う50代へと年齢を重ねた猛者たち。人口動態の縮図とはいえ、40代・50代はかっこいい男性の層が厚い!

 

こんなスーパーロールモデルたちが雁首揃えちゃったばかりに、「男のゴールデンエイジ=40代」という世の中の認識が醸成されました。周囲からの40代への期待を一身に背負って不惑の年に突入せんとすることは、惑わないはずなどないくらい取り乱すべき悲劇としか申し上げようがございません。もうそれは相当なプレッシャーでしょう。心中お察しします。

 

そんな彼らのイケてるイメージを醸成する構成要素の絶対的な条件として、仕事で成功しています。確固たる能力とそれを示す実績、存在感があります。登場した瞬間、「プロフェッショナル 仕事の流儀」のスガシカオのテーマソングが聞こえてきそうなその道のプロとしての一流感。

 

当然、仕事がうまくいっているので財力があります。女と年下には財布を出させないことを美学としています(あくまで私のイメージです)。さらに、多くの部下や後輩や協働者に人望が厚く男気があります(先に同じイメージです)。

 

ズバリ、これらのイメージの“対極”こそが「痛い」40代なのではないでしょうか。

 

まず、仕事ができない

 

たとえ首から上に大沢たかおの顔がついていたとしても、覇気のない醤油顔に見えてしまうほど40代男性の価値を棄損するものです。

 

日和見主義で主義・主張がなく、安定的な給料を求めて会社にしがみつく「Mr.コスト」は、若者にとって「痛い」を通り越した憎むべき存在です。くれぐも、若者の気持ちに寄り添ったつもりで「仕事だるいよな〜」なんて失言しないでくださいね。

 

次に、ケチ

 

いつもランチ代を節約し、飲み会もきっちり割り勘、おごるのは経費の時のみの40代。これも相当に痛いです。見ている若者は寂しい気持ちになります。自分の将来に暗~い不安を覚えます。

 

お金を他人のために払うってすごく勇気がいることです。自分が一生懸命働いて稼いだお金。理由なくそうやすやすと人に渡せません。だからこそ、そのお金に込められた気持ちを感じ、「目をかけてくれている」「ねぎらわれている」と感じるのではないでしょうか。

 

そして、人望が薄い

 

後輩から嫌われている、「一緒に仕事したくない」と思われている。痛恨の極みです。一緒に働いても得るものがないと思われているのはビジネスマンとしてあまりにも辛い……。

 

原因は人間性への不信感もあるでしょう。自分より立場が上の人間にはへこへこするけど、下の立場の人間には高圧的。そういうおっさんは、たいがい店員さんへの態度が横柄です。気分の波が激しく不機嫌な人も信用を損ないます。

 

嫌われているかどうかのバロメーターはサシ飲みに誘ったときの相手の態度で見極めましょう。最近の子はすぐSNSで心中吐露するので、エゴサーチも有効かもしれません。

 

ちなみに、おやじギャグが寒いとか、40代にもなってEXILEをカラオケで歌うとか、飲み会の説教がうざいとか、そんな瑣末なことは文字通り「痛く」も痒くもありません。木を見て森を見ずにならぬよう、まずはお仕事に邁進されることをおすすめいたします。

 

 

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武田 尚子

恋愛 ガイド

武田 尚子

1980年代生まれ。大学在学時代、コラム執筆。卒業後、某企業の総合職として勤務。都会で働く強くなりすぎた女子、早々にリタイヤした勝ち組女子、男子の本音など、東京のリアルな恋愛模様への知見を活かすべくコラムニストとしてデビュー。

この情報は2016年6月5日現在のものです。

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