連載
Q. そろそろ結婚しないとやばいかなという年齢(39歳)に達しましたが、いっこうに結婚する気になれません。付き合っている子は容姿的にまったく問題なく、愛しているという感情もあるのですが、果たしてこの子でいいのかという葛藤があります。

私は経営者というポジションもあり、金銭的な余裕はあります。彼女はというと、アパレル店の店員で正直頭がいいと言えません。ただ、(これまでの彼女たちも含めて)そんな子たちと一緒にいて楽しいですし、不自由はしていません。しかし結婚となると、もっとバリバリ働いていて知的な女性のほうがいいのかな?と思ってしまいます。
(ヒルズさん・39歳/経営者)

「不惑」が過ぎて結婚したあの人たち

A. 武田先生がアンサー

 

結婚する気になれないのに無理にする必要ないんじゃないでしょうか。というと突き放しているように聞こえるかもしれませんが(実際に突き放してはいるのですが)、誰かに頼まれてするものでもないですしね……。

 

親に「孫の顔が見たい」とせがまれても、彼女に「もう私も若くないからそろそろ結婚してほしい」とプレッシャーをかけられてもなお、それをかわしたいくらい乗り気ではないのなら、それはやっぱり相手が決め手に欠けるのだろうし、あなたが今は結婚に魅力を感じていないからなのだと思います。

 

そもそも、あなたが結婚に何を求めるのかを整理してはどうでしょうか。子どもなのか、内助の功で支えてくれる献身的で従順な妻のか、仕事のパートナーにもなり得る有能な秘書なのか、若くて綺麗で美しいアクセサリー妻なのか、はたまた権力や財力をもったステータスなのか……。それによって、本当に結婚した方がいいのか、時期や相手についてもヒントが見えてくる気がします。

 

そして、「結婚する気になれない」人が、「結婚する気になる」のはそう簡単ではない気がします。特に相談主さんのように、事業でも成功され、女性にも不自由していない、自分で自分の人生を完全に掌握できているリア充は、今の生活ペースを崩すというリスクを冒してまで手に入れる結婚のメリットに懐疑的なのは想像に難くありません。

 

今のままで十分幸せだし、今までの勝ちパターンを自ら壊してまで選ぶ道なのか? って話ですよね。しかも勝率は下がるかもしれない。幸福の入り口かもしれないし、不幸の始まりかもしれないわけで。

 

結婚はアンコントローラブルなことまみれです。家での過ごし方、予定の決め方、帰省のルールなど、あなたがどれだけ社会的地位のある人だったとしても、家庭ではただの婿でありただの夫となって、嫁やその実家や自分の家族に振り回されます。子どもができればなおさらです。

 

そんなコントロールできないものと付き合い続けるのは、忍耐そのものです。しかしそれを楽しむストレス耐性がなければ共同生活はできないし、いざとなったら家族を守り、支え続けるという無償にも近い覚悟がないと続きません。

 

勢いでないと結婚できないという人もいるけれど、やはり勢いだけでは破綻すると思うのです。ましてや相談主さんは完全に勢いを失っているので、今さら焦る必要もないのではないでしょうか。

 

幸いにも生涯未婚率も上がっているし、このまま独身だったとしてもさほど珍しいことではないでしょう。

 

福山雅治も、西島秀俊も、堤真一も、阿部寛も、結婚するそぶりなどまるで見せないでおいて、40代でしれっとひと回り以上年下の若い女性と結婚しました。結婚しない男も、「不惑」が過ぎれば結婚へのご縁に引き寄せられるのでしょうか。

 

日本人の寿命は伸び、人生はまだまだこの先長い。適齢期なんてアホくさいものは無視して、したいと思ったときにしましょうよ。

 

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武田 尚子

恋愛 ガイド

武田 尚子

1980年代生まれ。大学在学時代、コラム執筆。卒業後、某企業の総合職として勤務。都会で働く強くなりすぎた女子、早々にリタイヤした勝ち組女子、男子の本音など、東京のリアルな恋愛模様への知見を活かすべくコラムニストとしてデビュー。

この情報は2016年3月28日現在のものです。

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