連載
Q. 息子が通っている保育園で、毎年恒例の夏祭りがあります。保育園の「パパの会」が企画を手伝うということもあり、イベントの日の夜に、パパ会メンバーと保育士さんたちとの打ち上げが行われるのも恒例となっています。

妻には言いづらいですが、それはまるで「合コン」さながらといった会で、「子ども」という共通の話題があって、盛り上がりますし、保育士さんたちもパパたちもこの日ばかりは無礼講で、つまりやりたい放題。酔った勢いもあり、私も息子の担任の先生とLINEを交換してしまい(あっさりと教えてくれるのです!)、その日以来、頻繁にLINEが来ます。

息子の担任ですし妻とも良好な関係なので、保育士と不倫する気はなかったのですが、相手が意外にも積極的で、たびたびデートに誘われるうちに1度だけ2人で会ってしまいました。それをきっかけにさらにエスカレートしています……。

本気になる前に別れたいとは思っていますが、下手に断ると息子に影響するのではないかと心配ですし、逆上されるのも困ります。どうやってうまくかわせばいいでしょうか。(会社員・38歳)

伝家の宝刀、女性を傷つけずに飽きられる藤田マジック

A. 藤田先生がアンサー

 

ピンチですね。かなりマズイ状況ですので、お説教は後にして、今回は高度な脱出テクニックを教えます。

 

これから紹介する脱出テクは「酔って好みでない女性を口説いてしまった」「その場のノリで女性を褒め過ぎてしまい、後に引けなくなった」といった状況にも応用できるので、リップサービスが過ぎる男性はぜひ覚えておきましょう。

 

■女はなぜ恋愛で男を恨んでしまうのか

 

薄々感じているとは思いますが、今回のケースはトラブルになったすえ、相手の女性に恨まれやすいケースです。

 

男性は恋愛対象になった女性を恨むということは少ないと思うので、不思議に思うかも知れません。まずは女性が男性を恨んでしまうメカニズムについて知り、避けるべきポイントを確認しておきましょう。

 

異性から好意を持たれるというのは、男性と違い、女性にとっては多くの意味を持つ複雑な「快」です。

 

「好意を寄せられること=性の対象」とは考えないのが女性。好意を寄せられているということは、容姿や性格、コミュニケーション能力、ファッションセンスなどなど、多くの要素を承認されていることだと捉えます。

 

恋をすると女性は、承認欲求が満たされ、自己効力感を感じてキレイになります。恋をなくしたときの女性は、それらの逆の状況ですから、恋愛ダメージだけでなく、大いに傷つくことになります。

 

この「快」と「不快」のギャップで発生しやすいのが恨みの感情です。

 

今回のケースでは、残念ながらフェードアウトできる時期は過ぎたと思われます。だからといって、突然距離をおく、別れ話をする、といった方法は危険。「快」から「不快」の振れ幅が広い分、炎上リスクが高くなります。

 

■「快」を維持したまま、相手に呆れられる高等テクニック

 

うっかり仲良くなってしまった女性の「快」を維持したまま、ドロ沼化を未然に防ぐ方法をお教えします。

 

そのひとつに、不特定多数の女性に優しくして呆れられるというのがあります。火に油を注ぐように見えて、実は効果的な高等テクニックのやり方を紹介しましょう。

 

あなたがとるべき行動はシンプルです。問題の保育士さんの前で、ほかの先生、ほかのママにも優しくしましょう。感じのいい挨拶、ちょっとした気配り、親しげな会話を堂々としましょう。

 

このときに気をつけたいのが、なるべく魅力的な人を選ぶこと。美人でもいいし、知的な人でもいいので「誰でもいいわけではない」と認識してもらえる相手を選んで実行するのがポイントになります。

 

■女の防衛反応があなたを救う

 

女性は自分だけに好意を寄せてくれる状態を好みます。ほかの女性にも優しくしているのを見た彼女は、当然ながら、かなりのショックを受けます。

 

すると、女ならではの防衛反応は「勘違いした自分」というショックを緩和するため、「恋する価値のない男(=どうしようもない男)」という呆れ感情に変換をし、恋愛感情をトーンダウンしてくれます。

 

彼女がプライドの高い女性であればあるほど、ほかの女性にも優しくしてしまうあなたを責めません。

 

「もともとそういう人だと思っていたし」「ホントしょうがない男ね」といった余裕を見せることが、自尊心を守ることに繋がるからです。

 

どうぞほかの女性にも優しくしつつ、保育士さんには今まで通り優しく接してください。

 

「自分だけに優しい」と感じていたときと「ほかの女性にも優しい」と感じているときでは受け止め方がまったく変わるので、彼女の恋愛感情がヒートアップすることはもうありません。

 

彼女は、女好きなあなたに呆れつつも「“魅力的な女性が大好きな男”に選ばれた自分」も感じることになります。恋愛に発展する対象ではないけれど、承認欲求を満たしてくれる男。女性はそんな男を憎めないものです。

 

保育園なら息子が卒園するまでか、素敵なパパが現われるまでの、長くても数年の我慢です。彼女を含め、マメに女性を褒めまくってください。

 


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藤田 尚弓

話し方・伝え方 ガイド

藤田 尚弓

交渉・コミュニケーションの講師として、一部上場企業や大学などで登壇。ライフワークとして歴史上の悪女の研究を行なっており、テレビ出演やコラム連載など多彩なキャリアを持つ。株式会社アップウェブ代表取締役、早稲田大学オープンカレッジ講師、悪女学研究所所長、日本社会心理学会会員。「悪女の仕事術」「NOと言えないあなたの気くばり交渉術」「悪女の恋愛メソッド」「銀座で学んだ稼ぐ人のシンプルな習慣」著者。

この情報は2015年8月24日現在のものです。

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