連載
Q. 妻の友達を好きになってしまいました。2歳の子供がおり、妻も仕事をしているので、毎朝、保育園に送っていくのが日課です。

好きになってしまったのは、毎朝、顔を合わせる子供と同じ保育園に通うママさんです! 最初はあいさつ程度でしたが、次第に、育児の話から、最近では仕事の話まで、いろいろな話をするように……。

子供を保育園に預けたあと、保育園から駅までの道を歩き、途中まで一緒に電車に乗る日もあります。今ではそれが楽しみで仕方ありません。妻とも仲がよく、良好なママ友関係なので、何度か子連れで家に遊びに来たこともあります。

妻とは離婚するほど仲が悪いわけでもないのですが、子供が生まれる前のような感情はもうありません。会うたびに好きになっていく自分がもう止められず、思いきって、告白してみようと思っていますが、やはり駄目でしょうか。(会社員・40歳)

「子はかすがい」というキレイごと

A. 藤田先生がアンサー

 

ええ、駄目ですね。

 

なぜなら、彼女の感じの良さは「ママ友づくりの手段」だからです。そこには「子育てを楽しめている私!」といった自己愛はあっても、あなたへの恋愛感情がある可能性は極めて低いと思われます。

 

笑顔やあいさつで敵意のないことを示し、共通の話題から親交を深める。最低でも、仲間ハズレにならないような関係性をつくる、できることなら何かあった時に助けあえるような関係を構築したい。

 

そんな気持ちから親しげに振舞ってしまうのは、言ってみれば女の本能。恋愛初期の行動に似ていますが、あなたに男性としての魅力があるからではありません。

 

でも、好きになってしまう自分を止められないという気持ちはわかります。

 

便宜を図ってほしい。そんな下心を持っているときの女性の振る舞いは、歴史を変えるほどの威力がありますよね。“ママ友カースト”に耐え、噂話や自慢話の荒波を乗り越えてでも、手に入れたいものがある。そんな女たちの“ママ友スマイル”でやられてしまうのも、致し方ないといえるでしょう。

 

「奥さんがいるのに」とか、「子供がいるんだから」といった意見の読者の方もいるかも知れません。でも、残念ながら「子はかすがい」というのは嘘です。

 

・子供を持つ夫婦は子供を持たない夫婦より結婚生活に不満を抱いている

・子供が生まれると夫婦の口論や言い争いが増える

・子供が生まれると夫婦のコミュニケーションが減る

 

といった専門家たちの研究報告は、子供が生まれることで結婚の満足度が下がり、浮気心が芽生えやすい環境になることを示唆しています。

 

冒頭で、自己愛はあっても恋愛感情がある可能性は低いと述べましたが、低いながらもゼロではありません。

 

子供同士の繋がりがある極めて狭い世界。そんな環境でも、意図的に恋愛感情を抱かせるような行動をとり、常に自分のスナイパーぶりを確認していないといられないオンナたちがいます。

 

恋愛依存症なのか、自己肯定の手段なのかわかりませんが、彼女たちは「なぜ、わざわざここで!?」と思うくらい近い距離で浮気を繰り返します。

 

もし今回好きになってしまった女性がそのタイプなら、告白して承認欲求を満たしてあげるのも一つの手。その後のトラブルは火を見るより明らかですが、恋愛にガツガツしてしまう者同士、需要と供給はマッチすると思われます。

 

 


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藤田 尚弓

話し方・伝え方 ガイド

藤田 尚弓

交渉・コミュニケーションの講師として、一部上場企業や大学などで登壇。ライフワークとして歴史上の悪女の研究を行なっており、テレビ出演やコラム連載など多彩なキャリアを持つ。株式会社アップウェブ代表取締役、早稲田大学オープンカレッジ講師、悪女学研究所所長、日本社会心理学会会員。「悪女の仕事術」「NOと言えないあなたの気くばり交渉術」「悪女の恋愛メソッド」「銀座で学んだ稼ぐ人のシンプルな習慣」著者。

この情報は2015年7月27日現在のものです。

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