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クリスマス翌日を熱くする、渋谷慶一郎「Playing Piano with Speakers for Reverbs Only」

巷では「エレクトロニカ」というワードがすっかり定着した感があるが、我々アラフォー男たちはかつてそれを「電子音楽」として体験した。そんな時代を経験した読者なら音楽家・渋谷慶一郎の名は当然知っているだろう。2002年に自身のレーベル「ATAK」(アタック)を立ち上げ、現在も世界を舞台に電子音楽シーンの最前線で活躍するアーティストだ。

活動拠点をパリに移したこともあり、日本の音楽シーンで渋谷のパフォーマンスを見る機会は減っていたのだが、クリスマス翌日の26日に一日限りのコンサートを東京で行うことが決定。チケット発売と同時に即完という伝説を持つ渋谷慶一郎のピアノソロ・コンサートは、いわずもがな必聴だ。

コンピューターとピアノを組み合わせることが多い渋谷にしては珍しい、コンピューターを一切使用しない「完全ピアノソロ」のコンサート。本人も東京でのピアノソロは「当分ないだろう」と公言している通り、今回はまさに絶好の機会だ。

「Playing Piano with Speakers for Reverbs Only」と名付けられたこのコンサートのために、274cmの巨大なスタインウェイのコンサートグランドピアノをクレーンで会場に搬入。通常のコンサートのようにマイクやスピーカーで音を拡張することなく、ピアノの生音とサンプリングリバーヴによる残響のみが空間を満たす。暗転のなか、MCや曲間もなく集中度の高い状態で渋谷自身の作品やサティ、ブラームス、バッハ、ケージなどのクラシック、インプロヴィゼーションがマッシュアップされていく。

ピアノの生音にこだわり、マイクで増幅するのは残響のみという極上の音響空間で聴くピアノソロは、教会の儀式をおもわせるかつて経験したことのないコンサートになるだろう。クリスマスを一日ずらして、来週の週末はふたりで良質な音を求めてでかける。そんな土曜日も悪くないだろう。

DATA

「Playing Piano with Speakers for Reverbs Only」

◆出演
ピアノ:渋谷慶一郎(ATAK)
音響:金森祥之(Oasis Sound Design Inc.)
照明:髙田政義(RYU Inc.)

◆日時
2015年12月26日(土)、開場18:00/開演19:00(終演後にサイン会あり)

◆場所
スパイラルホール(東京・青山)
東京都港区南青山5-6-23 スパイラル3F

◆チケット
前売:S席7000円/A席5000円/P席3000円
当日:S席8500円/A席6500円/P席4500円

◆チケット購入ページ
http://peatix.com/event/132156

◆渋谷慶一郎 NEWSページ
http://atak.jp/ja/news/

◆関連動画
「Memories of Origin」
「SPEC」

主催:ATAK
協力:Takagi Klavier Inc.
会場協力:株式会社ワコールアートセンター

このページは2015年12月16日時点の情報です

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