軽くふんわりキメるコツ

ジャケットもシャツも、今の時代は「ふんわり」が大事。ネクタイであれば、ふんわりと結べるセッテピエゲタイがおすすめだ 撮影:石井幸久

今の時代に合う「セッテピエゲタイ」

いまどき、おカタいのはモテません。服の話です。ボリオリの「ドーヴァー」以来、肩パット不使用、芯地も薄くて軽い仕立てのジャケットが大流行中です。コレ系の軽快ジャケットを羽織る場合、ネクタイはニットタイなど軽いものが似合います。ヘビーオンスのシルクタイだと、Vゾーンが重たくなって、ちょっとアンバランスになってしまいますよ。シャツも糊付けのしっかり効いたものはいけません。カラーステイを抜き、糊付けはせず、アイロンも軽めにして衿羽根をふんわりさせて合わせましょう。

タイはタイ ユア タイの「セッテピエゲタイ」を。「セッテピエゲ」とは、一枚のスカーフ状のシルクを7回折りにしたもので、非効率かつ作れる職人の数が激減しているため、いまでは希少なクラシックタイです。少々コツが要りますが、スカーフやリボンのようにふんわりと結べるので薄軽ジャケットの雰囲気とも合致。しかもこちら、今風にちょっと細めの8cm幅なので、何気にモダンな印象です。昔懐かしいタイですが、若い方でも違和感なく使えます。ただしキレイに結ぶには年季が要るので精進を。

セッテピエゲタイ(2万7300円) 問い合わせ先:タイ・ユア・タイ青山 TEL03-3498-7891

池田保行(いけだ・やすゆき)スーツ」ガイド

メンズ誌を中心に、男性ファッションに関する編集執筆を行う。モードからストリートまで守備範囲は広いが、自身の好みは「コンサバが一番」。スーツの知識と、いかにカッコよく着るかというテクニックならば、『カルトQ』でも渡り合えるほどのレベルとも自負する。近年はWEBや広告制作、講師、コメンテーターなど、さまざまなジャンルで活躍。「ファストファッションは着ない!」と、公言しているので、最近肩身の狭い思いをしているとか

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5月23日(水)更新予定。乞うご期待!

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