斜めに傾いたグラスは見た目に新しいだけでなく、その触感も新鮮。新たな楽しみに出合えるはずだ 撮影:太田拓実
“持ち味”を楽しめるグラス
どんな家にもグラスはある。こだわりのある人なら、用途別に使い分けているかもしれない。ビアグラス、ロックグラス、うすはり……。それらを改めて眺めてみると、ある共通点に気がつく。底面とグラスの縁、そして水を入れた際の水面が、必ず並行になっているのである。
このグラスとしては至極当たり前の特徴に、疑問を投げかけたのが木村硝子店のSLANTだ。何気ない普通のグラスを、ちょっと傾けただけのデザイン。なのに、その違和感に目が引き寄せられる。液体を入れるという用途なのに、これでいいのだろうか、とまじまじと見つめてしまう。気になる。気になって持ってみる。すると、触感も他のグラスとは違うことに気付く。一般的な円柱型のグラスは左右対称なので、どこをどう持っても同じ持ち方になる。しかしほんのわずかな傾きがあるために、このグラスは持つ位置によって触感が変わってくるのだ。だから自分に一番しっくりとくる場所を探すことができる。自分好みの飲み物にこだわるように、グラスの持ち味にも凝ってみてはいかがだろうか。このグラスなら、それが出来る。
SLANT(3500円) 問い合わせ先:木村硝子店 TEL 03-3834-1781




いまさら聞けない、










