洗面台で味わう“春の趣”

掌ですっと消えていく様は、まさに散りゆく桜の趣そのもの。高品質の石鹸素地を使っているので、手洗いだけでなく、洗顔や全身にも使うことができる 撮影:石井幸久

桜をモチーフにした紙石鹸

日本の四季を彩る草木のうちでも、春の桜は特別。その繊細な美しさは言葉で表し難いものがあります。時が訪れると美しく咲き誇り、あっという間にはかなく散ってゆく桜の花に、日本人は人の世の移ろいを重ね合わせてきました。短い桜の満開を楽しめるお花見チャンスは年に一度きり。でも、毎日洗面台で楽しめる花見もあります。

薄ピンク色の花弁の美しさと、散っていく花びらの景色を、自宅で再現できるのが、こちらの「さくら石鹸」。桜の花びらをかたどった紙石鹸を、手のひらに載せて使います。水を含ませると、すうっと花びらが溶けていき、それはまるで散っていく桜のよう。その後、手のひらで泡立てれば、石鹸となっていきます。

手洗いのほか、洗顔やボディソープなどにも使えるので、お風呂に浮かべて湯船での桜見気分を満喫してもいいかも知れません。花びらが溶ける瞬間の風情が桜の散り際に似て何とも趣深い。来客をもてなすときのしゃれたサプライズ演出にもなるし、おしゃれな木箱はギフトとしても喜ばれそうです。日本人の美意識を、日常生活の折々に実感できますよ。

さくら石鹸(1575円) 問い合わせ先:caina.jp TEL03-3836-8300

宮田 理江(みやた・りえ)NYファッション」ガイド

ファッションジャーナリスト。複数の国内・海外ファッションブランドの販売員としてキャリアを積んだ後、バイヤーやプレスも経験。現場経験を生かした現場主義・消費者目線でのファッショントレンドや世の中の流れ、今を発信するリアリティある記事に定評がある。テレビや雑誌でのコメント、セミナー、ブランドプロデュースも手がける一方、『NIKKEINET』『日経ウーマンオンライン』にてコラム連載中。産経新聞では「ファッション・ナビ」で、世界4大コレクションをはじめ、様々な国の最新動向を解説し、リアルな着こなし提案もしている <ブログ>:fashion bible

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