
モダンなミニ盆栽はインテリアとしての評価が高い。目だけでなく心をも満たしてくれる 撮影:石井幸久
盆栽は、目ではなくココロで見る
眩しい夕焼けの中、影が長く落ちてゆく。枝ぶりを誇る黒松が塀の外にまで伸びている。舗装されていない道には欅が列を成し、落ちている木の実を集めてポケットを膨らませながら家路を急いだ。ふと、そんな風景を思い出す。自分の中にある優しい思い出だ。多分、観葉植物や緑のある風景に癒されるのは、自分の中にある風景を思い出すからだろう。
生き生きとした葉を繁らす流行りのモンステラやアイビーも美しい。だがちょっと新し過ぎて馴染むまでに時間がかかるかもしれない。そんなとき、まるで、幼いころの風景を再現するかのような小さな盆栽はどうだろう。忘れかけていた懐かしいぬくもりが記憶の片隅からよみがえってくるはずだ。
仕事や生活に疲れてしまったとき、昔に帰りたくなることもあるだろう。もちろん、それは無理な話。でも、盆栽が部屋の中にあれば、家に帰ることで、思い出の中の風景にいつでも会う事が出来る。
黒松(各6300円) 問い合わせ先:品品 TEL03-3725-0303(外部サイト)



いまさら聞けない、










