雨の日の意外な主役

イザというとき用で地味なイメージの折りたたみ傘だが、「HANWAY」のオリジナル折りたたみ傘は、メインで使うに相応しい雰囲気を備えている 撮影:石井幸久

メインで使える高級折りたたみ傘

これまでの折りたたみ傘の役割と言えば、「雨が降るかなあ〜」という曇り空のときに鞄の隅っこに忍ばせておく、あくまでも控えの傘でした。そんな理由から軽量コンパクトなものが主流で、価格もお手頃なものがほとんど。ところがここ最近は高級な折りたたみ傘が増えはじめ、これまでの「折りたたみ傘=チープな傘」というマイナスイメージを払拭。使い方も長傘と同じく、雨の日に堂々と差せるようになりました。

なかでもおすすめなのが、六本木ヒルズ内に店舗を構える「HANWAY」のオリジナル折りたたみ傘。このお店は傘を中心にウェザーアイテムを取り扱う専門店だけに、作りも素材も高品質で、デザインにも海外ブランドに負けないほどの高級感が漂っています。これなら鞄に隠す必要もないので、折りたたんだ状態で手に持って歩いてもOKだし、鞄のファスナーからチラッと木製ハンドルだけ見せるなんて演出もできてしまう。ほんと、あえて見せたくなる傘なんです。できれば高級な長傘とセットで揃えてほしいところですが、まずは頻繁に使う折りたたみ傘から購入するのが賢明。ついつい手を抜きやすいアイテムだけに、少ない投資で大きな効果が得られます。

HANWAY 折りたたみ傘(1万5750円) 問い合わせ先:HANWAY TEL03-5786-9600

このページは2010年5月14日時点の情報です

倉野路凡(くらの・ろはん)メンズファッション」ガイド

メンズファッションガイド。1970年代後半のプレッピーブームでファッションに開眼。今は無きメンズファッション専門学校を卒業後、茶人と画家を目指すが、素直にファッションの仕事に就く。現在はスーツ、シャツ、シューズ、バッグ、小物など、メンズクロージング全般を探求&探究し続けるファッションライターである。ここ数年は国内のテーラーや仕立て職人の取材に力を注いでいる。「男の身だしなみ&ビジネスマナーの基本」(池田書店)を監修

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