
趣味が園芸の人以外には全く以って不必要なカラーステイ。ためらいなく捨てましょう 撮影:石井幸久
カラーステイの悲しき末路
新品のシャツの包装材を外すとき、シャツ衿をキープしている「カラーステイ」も捨ててしまいましょう。衿羽根にピシッとハリを持たせるカラーステイはドレスシャツの必需品と思われがちですが、はっきり言って不用品です。なぜかというと、今どきのスーツには糊が効いたパリパリの衿なんて似合わないからです。
肩が丸く、ラペルもふんわりと返る3ボタン段返りのスーツ。肩パッドや芯地も極力薄く仕立てられているところに、衿羽根がピシッと張ったシャツがミスマッチなのは当たり前。ふんわりロールした衿羽根のドレスシャツこそがコーディネイト的にも最適なのです。クリーニング店でシャツに糊付け指定している人、残念ですがお引き取りください。
洗濯するときに外さなくてはいけない上、アイロンがけのときにカラーステイが挿さったままだと、衿先にアイロン痕も残ります。どこぞの議員さんが着るような、シワひとつない英国式鎧スーツなら、びしっと糊付けしてカラーステイを挿したドレスシャツも結構ですが、そんな高圧的なスーツを着てどちらへお出かけですか? カラーステイなんて、今どきハーブの鉢に挿して「バジル」とか書いておく以外に他の使い道はありません。



いまさら聞けない、










